【熊野本宮大社】アクセスや無料駐車場、御朱印や所要時間を紹介!
「熊野本宮大社へのアクセスは?」
「無料駐車場や所要時間、御朱印やおすすめのお守りについても知りたい!」
そんなあなたに向けて、田辺市にある熊野本宮大社へのアクセスや無料駐車場をご紹介します。
参拝の所要時間や御朱印、おすすめのお守りのご利益ついても解説していますので、ぜひご覧ください。
目次
熊野本宮大社の特徴
まずは、熊野本宮大社がどのような神社なのかをみていきましょう。
紀元前から続く歴史深い神社
熊野本宮大社は、紀元前(崇神天皇65年)に熊野川の中州に創建されたとされています。
非常に歴史の深い神社で、平安時代から室町時代にかけて「蟻の熊野詣」と呼ばれるほど多くの方が参拝に訪れました。
世界遺産を構成する熊野三山の一角
熊野本宮大社は、熊野速玉大社や熊野那智大社とともに「熊野三山」と呼ばれています。
熊野三山は、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として熊野古道などとともに2004年にユネスコの世界遺産に登録されました。
旧社格「官幣大社」の別表神社
熊野本宮大社の旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社となっています。
熊野本宮大社の旧社地「大斎原」
熊野本宮大社はもともと大斎原(おおゆのはら)と呼ばれる熊野川の中州に祀られていましたが、1889年の大水害により上四社を残してすべての建物がながされてしまいました。
その後、現在の敷地に上四社が移設され、大斎原には2つの祠が祀られています。
ちなみに、大斎原は2000年に日本一高い大鳥居が建造されたことでも有名です。
大斎原の詳細は、下記記事「熊野本宮大社旧社地「大斎原」の歴史や祭神、アクセス方法を紹介」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
熊野本宮大社に祀られる祭神
熊野本宮大社に祀られている祭神は、次のとおりです。
上四社 | 第一殿 | 伊邪那美大神(夫須美大神) |
第二殿 | 伊邪那岐大神(速玉大神) | |
第三殿 | 家津御子大神(素戔嗚尊) | |
第四殿 | 天照大神 | |
中四社 | 第五殿 | 忍穂耳命 |
第六殿 | 瓊々杵尊命 | |
第七殿 | 彦穂々出見尊 | |
第八殿 | 鵜葦屋葦不合命 | |
下四社 | 第九殿 | 軻遇突智命 |
第十殿 | 埴山姫命 | |
第十一殿 | 彌都波能賣命 | |
第十二殿 | 稚産霊命 |
熊野本宮大社の参拝順序と所要時間
続いて、熊野本宮大社の参拝順序と所要時間についてみていきましょう。
3か所を回る参拝順序
熊野本宮大社には、3か所の参拝ポイントがあります。
各ポイントの参拝順序は、次のとおりです。
①熊野本宮大社
②産田社
③大斎原
所要時間は1時間30分
熊野本宮大社で3か所すべて回った場合の参拝所要時間は約1時間30分です。
神域内は撮影禁止
熊野本宮大社では、上四社および大斎原の神域内では写真や動画の撮影が禁止されています。
撮影を行うためには社務所での許可が必要ですので、ご注意ください。
熊野本宮大社御朱印の値段と授与時間
続いて、熊野本宮大社の御朱印の値段(初穂料)と授与時間についてお伝えしていきます。
御朱印の初穂料は500円
熊野本宮大社の御朱印の値段(初穂料)は、500円です。
御朱印の授与時間は8時~17時
熊野本宮大社で御朱印の授与を受けられる時間は、8:00~17:00です。
御朱印帳は2種類
熊野本宮大社では、2種類の御朱印帳が用意されています。
種類 | 値段 |
---|---|
御朱印帳(大) | 3,000円 |
御朱印帳 | 1,500円 |
熊野本宮大社のおすすめお守りとご利益
続いて、熊野本宮大社でおすすめのお守りとご利益についてお伝えしていきます。
熊野牛王神符
熊野牛王神符(くまのごおうしんぷ)は、カラス文字で書かれた熊野三山特有の御神符です。
熊野信仰の人々をあらゆる災厄から守るご利益があるとされています。
熊野本宮大社では、大(3,000円)と小(800円)の2種類が用意されています。
ヤタガラスサッカー守り
ヤタガラスサッカー守りは、JFAのシンボルにもなっているヤタガラスがあしらわれたお守りです。
ヤタガラスは神武天皇を大和の地まで導いたとされる伝説を持つ神の使いで、ボールをゴールに導くようにという願いが込められています。
ヤタガラスサッカー守りの値段は、1,000円です。
再生守
再生守は、社殿の檜皮を調整して作られたお守りです。
他所ではお焚き上げされる場合を使った再生守には、いのちの甦りの出発点となるよう願いが込められています。
再生守の値段は、500円です。
熊野本宮大社の御朱印とお守りの郵送通販
熊野本宮大社では、御朱印やお守りの郵送通販にも対応しています。
現金書留に授与品の種類と体数、連絡先を記載して、初穂料と送料(一律1,000円)を同封すれば郵送で授与される形です。
熊野本宮大社に設置されたヤタガラスポスト
熊野本宮大社の社務所前にある多羅葉のご神木の下には黒いヤタガラスポストが設置されおり、手紙を送るときには「出発の地より心をこめて 熊野本宮」というスタンプを押してもらえます。
葉書として投函できる八咫烏ポスト絵馬の販売も行われていますので、ぜひご利用ください。
熊野本宮大社のおすすめランチ
熊野本宮大社を訪れたときのおすすめランチは、「茶房 珍重庵」。
茶房 珍重庵は熊野もうで餅などを販売しているお店ですが、店内で食べられる「もうでそば」も絶品です。
細切り大根がトッピングされ、梅とゆずの香りが食欲をそそる逸品ですので、ぜひ味わってみてください。
熊野本宮大社のおすすめホテル
熊野本宮大社へ参拝するときのおすすめホテルは、「湯の峯荘」。
湯の峯荘は、日本最古の温泉地「湯の峰温泉」にある老舗旅館です。
熊野のブランド和牛「美熊野牛」を堪能できる豪華夕食の詳細は、下記リンクをご覧ください。
>>【湯の峯荘】の詳細はコチラ熊野本宮大社の周辺観光スポット
ここでは、熊野本宮大社のおすすめ周辺観光スポットについてお伝えしていきます。
湯の峰温泉
湯の峰温泉は、熊野本宮大社の近くにある日本最古の温泉地です。
温泉街にあるつぼ湯は、「入浴できる世界遺産」としても有名になっています。
湯の峰温泉の詳細は、下記記事「【湯の峰温泉】人気旅館あづまやとつぼ湯の営業時間やアクセスを紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
川湯温泉(仙人風呂)
川湯温泉は、河原にお湯が沸き出す珍しい温泉地です。
夏場はマイ露天風呂を作って楽しめますし、冬場に作られる巨大露天風呂「仙人風呂」には大勢の入浴客が訪れます。
川湯温泉の詳細は、下記記事「【仙人風呂】和歌山川湯温泉の混浴秘湯の営業期間や入り方を紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
北山村筏下り
北山村筏下りは、山から切り出した丸太で作った筏で北山川を下っていくアクティビティです。
丸太で急流を乗り越えていくスリルはほかでは味わえないものですので、ぜひ挑戦ください。
筏下りはハードルが高いという方は、ゴムボートを使ったラフティングも開催されています。
>>【北山川ラフティング】の詳細はコチラ北山村筏下りの詳細は、下記記事「【北山村観光筏下り】料金や予約方法、運航期間や宿泊所を紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
熊野大社と熊野本宮大社の違い
ここでは、熊野大社と熊野本宮大社の違いについてお伝えしていきます。
熊野大社は島根県にある出雲国一宮の神社で、熊野本宮大社は田辺市本宮にある神社です。
出雲国の民が熊野に移住するときに勧進したとする説もありますが、全く別の起源であるとする説もあります。
熊野本宮大社のアクセスと無料駐車場
最後に、熊野本宮大社のアクセスと無料駐車場について確認しておきましょう。
電車でのアクセス
電車でアクセスするときの最寄り駅は、JR「新宮駅」です。
新宮駅からは、バスに乗って約1時間10分で到着します。
自家用車でのアクセス
自家用車でアクセスするときの最寄りインターチェンジと所要時間は、次のとおりです。
方面 | インターチェンジ | 所要時間 |
---|---|---|
大阪方面 | 国道42号「上富田IC」 | 約1時間 |
名古屋方面 | 国道42号「熊野大泊IC」 | 約1時間 |
無料駐車場を完備
熊野本宮大社には、隣接する敷地に無料駐車場が完備されています。
満車の場合は、道路を渡った先の世界遺産センターに隣接する駐車場も利用可能です。
スポット情報
住所 | 和歌山県田辺市本宮町本宮1110 |
定休日 | なし |
営業時間 | 7:00~17:00 |
入場料金 | 無料 |
電話番号 | 0735-42-0009 |
アクセス | (電車) JR「新宮駅」からバス約1時間10分 (自家用車) 大阪方面:国道42号「上富田IC」から約1時間 名古屋方面:国道42号「熊野大泊C」から約1時間 |
駐車場 | あり(無料) |
WEBサイト | 熊野本宮大社公式サイト |
【熊野本宮大社】アクセスや無料駐車場、御朱印や所要時間を紹介!(まとめ)
今回は、熊野本宮大社へのアクセスや駐車場、御朱印や所要時間についてお伝えしてきました。
熊野本宮大社は深い歴史を持ち、世界遺産にも登録されている熊野信仰の中心地です。
大斎原の大鳥居や日本最古の温泉地「湯の峰温泉」など周辺には見どころが盛りだくさんですので、ぜひ訪れてみてください。
下記記事「【神倉神社】ゴトビキ岩や538段の石段、駐車場を徹底解説!」では、新宮市にある「神倉神社」についてお伝えしています。
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