円月島の夕日鑑賞のポイントを紹介!時期や観賞場所など徹底解説

「円月島に夕日が入るのっていつ?」
「絶景を見るのにおすすめの場所はどこ?」
そんなあなたに向けて、円月島の夕日を楽しむ際のポイントをご紹介します。
円月島の穴に太陽が沈む時期やおすすめの鑑賞スポットをお伝えしてきますので、ぜひご覧ください。
目次
南紀白浜の絶景スポット「円月島」
まずは簡単に円月島について説明させていただきます。
正式名称は「高嶋」、国の名勝にも指定
円月島は「えんげつとう」と読み、正式な名前は「高嶋(たかしま)」といいます。
国の名勝にも指定されている、南紀白浜の絶景スポットです。
円月島の特徴は島の中央に空いた穴
円月島の大きさは南北に約130m、東西に約35m、高さは約25mです。
島の中央にぽっかりと約9mの穴が空いており、その穴が島の名前の由来になっています。
この穴は、海蝕洞(かいしょくどう)と呼ばれ、繰り返し打ちつける波に削られてできたものだそうです。
日本の夕陽百選にも選ばれた円月島の夕景
円月島の夕景は、日本の夕陽百選にも選ばれている絶景です。
時期によっては円月島の穴に太陽が沈んでいくため、その光景を一目見ようと大勢の観光客の方々訪れます。
また、下記記事「【南紀白浜千畳敷】駐車場は車中泊もできる絶景ポイント!」では、同じ白浜町にある夕陽の名所「千畳敷」についても紹介しています。
千畳敷からの夕景もとても美しいのでぜひあわせてご覧ください。
円月島の穴に太陽が沈む時期はいつ?

ここでは、円月島の穴に太陽が沈む時期についてご紹介します。
秋分の日と春分の日の前後がチャンス
円月島の穴に太陽が沈むのは、春分の日と秋分の日のそれぞれ前後5日間程度です。
1年のうち20日程度しかチャンスはなく、天候にも影響されるため、非常にレアな絶景といえるでしょう。
太陽が海に沈んでいく時間を確認しよう
円月島の穴に沈む太陽を見るためには、日の入り時刻を知っておかなければいけません。
ここでは、春分の日と秋分の日の日の入り時刻をご紹介しますが、余裕をもって現地に向かうようにしましょう。
2024年春分の日の日の入り時間
2024年の春分の日は3月20日(水)で、日の入り時間は18時10分です。
2023年秋分の日の日の入り時間
2023年の秋分の日は9月23日(土)で、日の入り時間は17時55分です。
円月島の夕日を待つ間におすすめなのが、下記記事「【南紀白浜三段壁】洞窟や恋人の聖地、絶景遊歩道の魅力を解説!」でも紹介している「三段壁」です。
絶景や洞窟など色々な魅力をもった観光スポットですので、ぜひあわせてご覧ください。
円月島の夕日のおすすめ鑑賞スポット

続いて、円月島の夕景鑑賞スポットを4つ紹介していきます。
円月島展望駐車場の下にある岩場がベスト
一番おすすめなのが、和歌山県道34号白浜温泉線から階段でおりた先にある岩場です。
階段はいくつかありますが、円月島展望駐車場から一番近い階段をおりれば円月島の穴に沈む太陽を正面から楽しめます。
岩場が不安な場合は道路沿いでもOK
岩場での鑑賞は足元が心配という方は、道路沿いからでも美しい景色を楽しめます。
円月島展望駐車場から西向きに進むと、道路の海側が緑色に舗装されている部分があるのでそこも鑑賞ポイントのひとつです。
ゆっくり夕景を楽しみたい方は御船足湯
続いての鑑賞スポットは、御船足湯です。
御船足湯は円月島展望駐車場からは湾の対岸にある足湯で、ここでは足湯と円月島の夕景を同時に楽しめます。
先に紹介したスポットと比べると少し遠くから楽しむ形になってしまうので、迫力という点ではやや劣ってしまうかもしれません。
グラスボートは円月島に近づけるが…。
最後に紹介するのは、海底観光船グラスボートです。
臨海浜から出港しているグラスボートに乗船すれば、円月島のすぐそばまで近づけます。
しかし、残念ながら最終出航時間が16時10分となっており、夕景の鑑賞には不向きですのでご注意ください。
グラスボートの詳細については、下記記事「白浜グラスボートの見どころ、駐車場、割引クーポンを徹底解説!」でお伝えしています。
美しい白浜の海中を満喫できるアトラクションですので、ぜひあわせてご覧ください。
円月島のドローン空撮動画
円月島をドローンで撮影した動画が、白浜町公式チャンネルで公開されています。
普段見ることができない真上からの風景も写されているので、ぜひご覧ください。
円月島鑑賞スポットへのアクセス方法
ここでは、円月島の鑑賞スポットまでのアクセスをご紹介します。
車での円月島へのアクセス方法
車で鑑賞スポットへアクセスする場合は、和歌山県道34号白浜温泉線を通って円月島展望駐車場を目指す形になります。
少し遠回りする形になりますが、ホテル川久近くの桟橋交差点から北へ進み、江津良海水浴場の方をぐるっと回って向かいましょう。
駐車場へ左折で入っていく形になるため、この方法で向かうのがベストです。
ちなみに駐車場が満車になってしまう可能性もあるの、1時間ぐらい余裕をもって向かうようにしましょう。
バスでの円月島へのアクセス方法
バスで向かう場合は臨海(円月島)が最寄りバス停となりますが、臨海(円月島)へ向かうバスの本数はあまり多くありません。
そのため、白浜バスセンターで下車して歩く形になります。
白浜バスセンターから円月島の鑑賞スポットまでは歩いて約20分です。
円月島の夕景を鑑賞する際の3つの注意点
最後に、円月島の夕景を鑑賞する際の注意点をご紹介します。
土日は混雑するので、できる限り平日に
円月島の夕景は有名な絶景でもあるため、土日は大勢の方が鑑賞に訪れます。
特に太陽が円月島の穴に沈む春分の日や秋分の日の近くの休日はよりいっそうの混雑が予想されるため、できるだけ平日に訪れることをおすすめします。
道路沿いで撮影する場合は事故に注意
駐車場から鑑賞スポットに向かうためには、県道を横断する必要があります。
鑑賞に訪れる方々で交通量が増えることも予想されるため、横断時は事故に十分注意しましょう。
岩場での鑑賞は足元にしっかり注意を
岩場におりて鑑賞する場合は、足元に気をつけましょう。
濡れた岩場は予想以上に滑りやすく、ころぶと思わぬ大事故になる可能性もあります。
ケガをしないようにしっかりと注意して、円月島の絶景を楽しんでください。
円月島のスポット情報
住所 | 和歌山県西牟婁郡白浜町3593-2 (円月島展望駐車場) |
電話番号 | 0739-43-6588 (白浜町観光課) |
アクセス | 阪和自動車道「南紀田辺IC」から 車で約30分 |
駐車場 | あり(無料) ※満車時は近隣に有料駐車場あり |
WEBサイト | 南紀白浜観光協会公式(円月島) |
円月島の夕日鑑賞のポイントを紹介!時期や観賞場所など徹底解説(まとめ)
今回は、円月島の夕日を鑑賞する際のポイントをご紹介してきました。
円月島の鑑賞を楽しむのは、春分の日または秋分の日の前後がおすすめです。
本記事を参考に、円月島の穴に沈んでいく太陽というレアな絶景をお楽しみください。
また、下記記事「【とれとれ市場のランチ3選】絶品海鮮丼のランキングも紹介!」では、とれとれ市場のおすすめランチ3選を紹介しています。
白浜観光時の昼食にピッタリですので、ぜひあわせてご覧ください。