【那智の滝】アクセスや無料駐車場、所要時間や大門坂からのバスを紹介!

【執筆ライター】北沢 あつし

那智の滝の社務所と鳥居
那智の滝の社務所と鳥居

「那智の滝のおすすめ無料駐車場はどこ?」

「電車でのアクセス方法や大門坂駐車からのバス料金、参拝の所要時間や営業時間についても知りたい!」

そんなあなたに向けて、世界遺産「那智の滝」のおすすめ無料駐車場や車と電車それぞれでのアクセス方法をご紹介します。

大門坂からのバス料金や入場料金、参拝の所要時間や営業時間についてもお伝えしていますので、ぜひご覧ください。

※本ページにはプロモーションが含まれています。

那智の滝へのアクセス

まずは、那智の滝へのアクセス方法を確認していきましょう。

電車でのアクセス

電車でアクセスするときは、JRの特急くろしおで「紀伊勝浦駅」を目指しましょう。

最寄り駅はJR「那智駅」ですが、特急くろしおが停車しないので紀伊勝浦駅から熊野御坊南海バスを利用するルートがおすすめです。

紀伊勝浦駅からは、「那智の滝前バス停」まで約25分で到着します。

お得な割引切符

紀伊勝浦駅からは、那智エリア世界遺産フリー乗車券を利用すればお得に那智の滝へアクセスできます。

那智エリア世界遺産フリー乗車券は紀伊勝浦駅前きっぷ売り場で販売しており、料金は次のとおりです。

年齢料金
大人1,200円
小人600円
那智エリア世界遺産フリー乗車券

自家用車でのアクセス

自家用車でアクセスするときの最寄りインターチェンジは、国道42号「那智勝浦IC」です。

インターチェンジからは、約15分で那智の滝駐車場に到着します。


那智の滝のおすすめ無料駐車場

続いて、那智の滝周辺のおすすめ無料駐車場を3か所ご紹介します。

那智の滝駐車場

ひとつ目の駐車場は、那智の滝の入り口鳥居横にある那智の滝駐車場です。

那智の滝から一番近い場所にある便利な駐車場ですが、その分競争率も高くなっています。

和か屋本店駐車場

ふたつ目の駐車場は、和か屋本店の駐車場です。

お滝もち」で有名な和か屋本店の駐車場で、那智の滝入り口までの所要時間は約5分です。

駐車場は無料で利用できますが、帰りにはお滝もちなどお土産を買って帰るようにしましょう。

大門坂駐車場

最後にお伝えする駐車場は、大門坂駐車場です。

大門坂駐車場は那智山のふもとにある無料駐車場で、熊野古道「大門坂」を通って那智の滝へ向かえます。

那智の滝までの所要時間は片道約35分かかりますが、大門坂茶屋の平安衣装体験を利用すれば熊野の雰囲気を満喫しながら那智の滝を目指せるでしょう。

>>【大門坂茶屋の平安衣装体験】の詳細はコチラ

大門坂~那智の滝はバス移動も可能

大門坂から那智の滝までは、熊野御坊南海バスを利用して所要時間約5分で移動することもできます。

1時間に1~2本の運行ですので、時刻表を確認してから向かうようにしましょう。

年齢乗車料金
大人260円
小人130円
大門坂バス停~那智の滝前バス停の乗車料金

那智の滝の魅力、ご利益、例大祭

那智の滝のお滝拝所にある白い鳥居
那智の滝のお滝拝所にある白い鳥居

続いて、那智の滝の魅力やご利益、例大祭についてみていきましょう。

那智の滝そのものが御神体

那智の滝は、熊野那智大社の別宮である飛瀧神社(ひろうじんじゃ)の御神体です。

飛瀧神社には神様を祀る社は設けられておらず、滝そのものがこの地に大己貴神(おおなむちのかみ)が現れた御神体として祀られています。

世界遺産にも登録されたパワースポット

那智の滝へと続く熊野古道の石畳
那智の滝へと続く熊野古道の石畳

那智の滝は、熊野信仰の霊場としての一部として世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されています。

コロナ禍前は、那智の滝がある那智勝浦町に年間5万人もの外国人観光客が訪れていました。

那智の滝は国際的な認知度が非常に高く、まさに世界的なパワースポットであると言えるでしょう。

日本一の落差を誇る「日本三名瀑」

那智の滝は日本三名瀑のひとつに数えられており、その落差は133メートルで日本一とされています。

銚子口(水の落ち口)の幅は13メートル、滝つぼの深さは10メートルにもなり、その壮大な姿は神々しさを感じさせます。

滝の水が3筋に分かれて流れる様子から、別名「三筋の滝」ともよばれる名瀑です。

那智の滝の水には「延命長寿」のご利益

那智の滝の延命長寿のご利益を授かれるお瀧水
那智の滝の延命長寿のご利益を授かれるお瀧水

そんな那智の滝で得られるご利益の代表的なものが、「延命長寿」です。

延命長寿のご利益は、花山法皇が仙薬「九穴の貝(9つの穴があいた3尺もの大きさがある貝)」を滝つぼに沈めたという伝説が由来とされています。

「延命長寿のお瀧水」は、滝の前の参拝所から「お滝拝所舞台」へと続く道の途中にある龍の口から流れています。

社務所で販売されている神杯でいただけるので、那智の滝を訪れた際は必ず飲んでご利益を授かっていきましょう。

例大祭「那智の扇祭り(火祭り)」は圧巻

熊野那智大社では、毎年7月14日に「那智の扇祭り」とよばれる熊野那智大社例大祭が行われています。

那智の扇祭りは熊野那智大社の12体の神々を神輿に移し、重さ50kgにもなる大松明を灯した那智の滝でお迎えする神事です。

熊野那智大社に遷座した神々が年に一度の里帰りをするようすを表したもので、この神事からも那智の滝が特別な聖地であることを感じられるでしょう。

那智の扇祭りの詳細は、下記記事「【那智の扇祭り】日本三大火祭りの開催日や見どころ、観覧場所を紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。

【那智の扇祭り】日本三大火祭りの開催日や見どころ、観覧場所を紹介!

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那智の滝の入場料金(拝観料)

ここでは、那智の滝の入場料金(拝観料)を確認していきましょう。

入場料金(拝観料)は無料

那智の滝の入場料金(参拝料)は、無料です。

だれでも自由に那智の滝へ参拝できます。

御滝拝所舞台の参入料は300円

那智の滝には、滝を間近で拝観できる御滝拝所舞台が設置されています。

延命長寿の御瀧水を授かるためにも御滝拝所舞台への参入が必要となりますので、訪れた際はぜひ大迫力の那智の滝を間近で拝んでいってください。

年齢参入料
大人(高校生以上)300円
小人(小中学生)200円
未就学児無料
那智の滝の御滝拝所舞台の参入料

那智の滝の営業時間、定休日、所要時間

続いて、那智の滝の営業時間、定休日、所要時間をみていきましょう。

営業時間は7:00~16:30

那智の滝の営業時間は、7:00~16:30です。

最終入場は16:00までとなりますので、ご注意ください。

定休日は設定なし

那智の滝では定休日は設定されておらず、年中無休で参拝することができます。

那智の滝参拝の所要時間

那智の滝を参拝するときの所要時間は、約30分です。

入り口の鳥居から那智の滝の社務所まで片道約10分弱、御滝拝所舞台への参拝に約10分程度かかります。

那智の滝のおすすめお土産

那智の滝のおすすめお土産は、和か屋本店の「お滝もち」。

お滝もちは那智の滝をイメージした白く細長いお餅で、中には北海道産のあずきを使ったあんこが入っています。

職人さんが一つひとつ手焼きしている定番スイーツの詳細は、下記リンクをご覧ください。

>>【和か屋本店 お滝もち】の詳細はコチラ

那智の滝周辺のおすすめ旅館

那智の滝周辺のおすすめホテルは、「勝浦温泉 ホテル浦島」。

ホテル浦島は、天然洞窟温泉「忘帰洞」で有名な観光ホテルです。

生まぐろを堪能できる夕食バイキングやオーシャンビュー客室の詳細は、下記リンクをご覧ください。

>>【勝浦温泉 ホテル浦島】の詳細はコチラ

勝浦温泉 ホテル浦島の詳細は、下記記事「【ホテル浦島】客室、料理、温泉や周辺観光スポットをご紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。

【ホテル浦島】客室、料理、温泉や周辺観光スポットをご紹介!

勝浦温泉にある温泉旅館「ホテル浦島」の客室や料理をご紹介!温泉や宿泊料金の価格帯、周辺観光スポットについても解説していますので、ぜひご覧ください!

那智の滝の周辺観光スポット

最後に、那智の滝周辺のおすすめ観光スポットについてお伝えしていきます。

熊野の神々を祀った「熊野那智大社」

熊野那智大社は、もともと那智の滝に祀られていた神々が遷座した神社です。

那智の滝からは467段の階段がある参道を抜けて向かう形になります。

徒歩15分ほどの道のりですが、神社内には八咫烏が姿を変えた烏石や大樟の胎内くぐりなどがありますので、ぜひ訪れてみてください。

熊野那智大社については、下記記事「【熊野那智大社】ご利益や八咫烏伝説、駐車場や所要時間を紹介!」で詳細をお伝えしています。

おすすめのお守りや宿泊情報についても解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。

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太地町立くじらの博物館

太地町立くじらの博物館は、太地町にあるくじらと捕鯨をテーマにした博物館です。

敷地内では、水族館や自然の入り江で行われるくじらショーも楽しめます。

前売りWebチケットを利用すればお得な価格で入場できますので、ぜひご利用ください。

>>【くじらの博物館 割引チケット】の詳細はコチラ

太地町立くじらの博物館の詳細は、下記記事「【太地町立くじらの博物館】料金やクーポン、所要時間をご紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。

【太地町立くじらの博物館】料金やクーポン、所要時間をご紹介!

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那智黒総本舗

那智黒総本舗は、那智黒石をモチーフにした黒あめ「那智黒飴」を販売しているお店です。

那智黒飴は那智の滝周辺のお土産物店でも購入できますが、太地町の本店では工場見学を楽しむこともできます。

那智黒飴の詳細は、下記記事「【那智黒飴】天然素材の黒糖黒あめの購入場所や工場見学を紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。

【那智黒飴】天然素材の黒糖黒あめの購入場所や工場見学を紹介!

那智黒飴の魅力や販売しているお店をご紹介!インターネット通販やふるさと納税、那智黒総本舗の工場見学についてもお伝えしていますので、ぜひご覧ください!

スポット情報

住所和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
定休日なし
営業時間8:00~16:30
最終入場16:00
入場料金
(御滝拝所舞台)
大人 300円
小中学生 200円
未就学児 無料
電話番号0735-55-0321
アクセス(電車)
JR「紀伊勝浦駅」からバスで約25分
(自家用車)
国道42号「那智勝浦IC」から約15分
駐車場あり(無料)
WEBサイト熊野那智大社(那智の滝)公式サイト

【那智の滝】アクセスや無料駐車場、所要時間や大門坂からのバスを紹介!(まとめ)

今回は、那智の滝周辺のおすすめ無料駐車場やアクセス、大門坂からのバス料金や所要時間をご紹介しました。

那智の滝は、世界遺産にも認定されている延命長寿のご利益で有名なパワースポットです。

熊野那智大社や南紀勝浦温泉など周辺に魅力的な観光スポットもありますので、ぜひ訪れてみてください。

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