【和歌山市観光モデルコース】鯛電車で巡るおすすめ日帰り旅行!

【執筆ライター】北沢 あつし

和歌山の線路を走る観光列車「めでたいでんしゃ」
和歌山の線路を走る観光列車「めでたいでんしゃ」

「和歌山市内の観光に興味はあるけど、電車じゃ移動が不便?」

「気軽に日帰り旅行を楽しめるモデルコースを知りたい!」

そんなあなたに向けて、電車で巡る日帰り和歌山市観光のモデルコースをご紹介!

大阪からたった1時間で着いちゃう和歌山市内では、日帰りで美味しい海の幸や大自然の絶景をしっかりと観光できます。

メジャーな観光サイトにはない、地元民ならではの和歌山プチ情報も盛り込みましたので、ぜひご覧ください。

※本ページにはプロモーションが含まれています。

和歌山市日帰り観光モデルコース行程表

モデルコース行程表
南海電鉄「難波駅」
約1時間(電車:南海電鉄)
南海電鉄「和歌山市駅」
約10分(バス:和歌山バス)
和歌山城
約10分(バス:和歌山バス)
南海電鉄「和歌山市駅」
約20分(電車:南海電鉄)
南海電鉄「磯ノ浦駅」
約5分(電車:南海電鉄)
南海電鉄「加太駅」
約20分(徒歩)
淡嶋神社カダテラス
約15分(徒歩)
加太海水浴場
約15分(徒歩)
南海電鉄「加太駅」
約1時間30分(電車:南海電鉄)
南海電鉄「難波駅」

和歌山市のランドマーク「和歌山城」

モデルコースの最初の観光スポットは、和歌山市のランドマーク「和歌山城」。

ここでは、和歌山城の3つの見どころと天守閣を眺めながら食事を楽しめるビュッフェレストランについてお伝えしていきます。

和歌山市内を一望できる天守閣

青空を背景にした天守閣
青空を背景にした天守閣

和歌山城観光で外せないスポットが、天守閣。

虎伏山(とらふすやま)の山頂にそびえ立つ天守閣は、大天守と小天守、2棟のやぐらが連なった連立式と呼ばれる構造が採用されています。

姫路城、松山城とともに日本三大連立式平山城と呼ばれているそうです。

天守閣は内部を見学できるようになっており、いたるところに徳川家ゆかりの品々が展示されています。

3階からは外に出られるようにもなっており、和歌山市内を一望する絶景も天守閣の魅力のひとつと言えるでしょう。

和歌山城は徳川御三家である紀州徳川家の居城として有名ですが、実は豊臣秀吉によって建築されたお城でもあり、非常に歴史の深い城郭です。

天守閣東側の本丸御殿跡には天守閣を撮影できるスポットも設置されているので、ぜひ立ち寄ってみてください。


日本にたった3か所しかない動物園

つづいての和歌山城の見どころスポットは、和歌山城公園動物園。

日本に3か所しかない、お城の敷地内に作られた非常に珍しい動物園です。

園内には、ペンギンやフラミンゴ、クジャクなどの鳥類やシカ、ポニーなどが飼育されています。

動物園長を務めるのは、平成27年の選挙で選ばれたツキノワグマのベニーちゃんです。

冬場は冬眠してしまうため、ベニーちゃんに会いたいときは暖かい季節を選んで訪れるようにしましょう。

それほど規模の大きい動物園ではありませんが、入園料はなんと無料!

気軽に動物たちに会えるので、和歌山市民からも大人気の観光スポットです。

天守閣や動物園については、下記記事「【和歌山城】動物園や天守閣の入場料、人気イベントを徹底解説!」でもお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。

【和歌山城】動物園や天守閣の入場料、人気イベントを徹底解説!

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インスタ映え間違いなしの絶景日本庭園

真っ赤なもみじが美しい観光名所「紅葉渓庭園」
真っ赤なもみじが美しい観光名所「紅葉渓庭園」

3つめの和歌山城の見どころスポットは、国の名勝にも指定されている観光名所「西の丸庭園」です。

西の丸庭園は紅葉谷庭園とも呼ばれる日本庭園で、秋の季節にはその美しい紅葉を楽しみに多くの観光客が訪れます。

ゆっくりと庭園を楽しみたい方には春から初夏にかけた季節がおすすめ。

モミジの葉やコケたちが作り出す美しい緑の庭園は、あまり知られていない穴場の絶景スポットです。

また、庭園内の茶室紅松庵(こうしょうあん)では、気軽に抹茶と季節の和菓子を楽しめます。

茶道の作法を知らなくでも大丈夫ですので、西の丸庭園を訪れた際はぜひお立ち寄りください。

紅葉渓庭園の詳細は、下記記事「【紅葉渓庭園】和歌山城のもみじの見頃とライトアップをご紹介!」でも解説しています。

ぜひ、あわせてご覧ください。

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和歌山城の詳細

住所和歌山県和歌山市一番丁3
定休日12/29~12/31
営業時間【天守閣】
9:00~17:30(最終入場17:00)
【動物園、西の丸庭園】
9:00~17:00
入場料金【天守閣】
大人      410円
小人(小中学生)200円
電話番号073-435-1044
WEBサイト和歌山城公式サイト

「十四階農園」でランチバイキング

今回のモデルコースの昼食は、「十四階農園」。

十四階農園は、お城から通りを渡ってすぐの和歌山市役所の14階で営業しているレストランです。

市役所が締まっている土日祝ももちろん営業していますが、観光客への認知度がそれほど高くないため比較的混雑していることが少なく、穴場的なレストランと言えるでしょう。

十四階農園では、野菜を使ったヘルシーなメニューを中心に約50種類の料理とスイーツがビュッフェスタイルで提供されます。

窓側の席に座れば天守閣を目の前に眺めながら昼食を楽しめるので、和歌山観光の際にはおすすめのお店です。

十四階農園は和歌山市のふるさと納税返礼品にもなっており、制度を利用すれば夜間に貸し切りで利用できます。

飲み放題付き貸し切り利用の詳しい内容は、下記リンクをご確認ください。

>>【十四階農園・ふるさと納税】の詳細はコチラ

和歌山城観光を楽しみ、美味しいビュッフェでお腹を満たしたら、次は和歌山市を代表するビーチ「磯ノ浦」を目指しましょう。

十四階農園の詳細

住所和歌山県和歌山市七番丁23
定休日12/29~1/3
営業時間平日  10:00~15:00
(ビュッフェは11:30~13:30)
土日祝 11:00~14:00
料金大人  1,496円
小学生  990円
幼児   528円
3歳以下   無料
電話番号073-435-1171
WEBサイト十四階農園(食べログ)

和歌山市を代表するビーチ「磯ノ浦」

今回のモデルコースでつづいて目指す観光スポットは、和歌山市を代表するビーチ「磯ノ浦」です。

和歌山城からバスにのって和歌山市駅を経由し、そこから南海電鉄で「磯ノ浦駅」へ向かいましょう。


駅から徒歩1分のサーフィンの聖地

砂浜にヤシの木が立ちならぶ南国和歌山の風景
砂浜にヤシの木が立ちならぶ南国和歌山の風景

磯ノ浦は、関西のサーフィンの聖地とも呼ばれるビーチです。

駅から徒歩1分の好立地なので、夏の海水浴シーズンだけでなく、一年を通してサーファー達でにぎわっています。

砂浜にヤシの木が立ち並ぶ風景が南国気分を盛り上げてくれるので、海水浴やサーフィン目的でなくても観光していく価値はあります。

夏の青い海や夕暮れ時の風景など、雰囲気たっぷりの写真を撮れる場所でもあるので、ぜひ訪れてみてください。

潮風が香るフォトジェニックカフェ

磯ノ浦のビーチのすぐとなりで営業しているのが、Café Glück(カフェ グリュック)。

潮風や波音とともに食事を楽しめる、南国感が満載のカフェです。

モーニングや軽食、デザートまで色々なメニューが用意されていますが、おすすめはデトックスティー。

デトックス効果のあるフルーツを使用したオリジナルティーは、見た目も美しくインスタ映え間違いなしのドリンクです。

ぜひ、美しい海を背景に映える写真を撮影してみてください。

美しいビーチとカフェを堪能したら、いよいよ最後のスポット「港町加太(かだ)」を目指していきます。

カフェ グリュックの詳細

住所和歌山県和歌山市磯の浦3862
定休日木曜日、年末年始
営業時間9:00~17:00
(ラストオーダー16:30)
電話番号073-460-8763
WEBサイト磯ノ浦公式サイト(Café Glück)

絶景夕陽が美しい港町「加太」

モデルコース最後の観光スポットは、港町加太。

磯ノ浦から南海電鉄にのると終点が加太駅です。

ここからは、和歌山市最西端の港町がもつ魅力を確認していきましょう。

下記記事「【友ヶ島アクセス】フェリーの時間・料金と加太港へのルートを解説!」では、加太港からアクセスできる無人島「友ヶ島」についてお伝えしています。

「ラピュタの島」や「サマータイムレンダの舞台」として有名な場所ですので、ぜひあわせてご覧ください。

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人形供養と雛流しが有名「淡嶋神社」

淡嶋神社に並べられた無数の日本人形
淡嶋神社に並べられた無数の日本人形

ひとつ目の観光ポイントは、淡嶋神社です。

淡嶋神社へは駅から歩いて20分ほどかかりますが、港町の風景を楽しみながら徒歩で向かうことをおすすめします。

もちろん、体力的に難しい方は駅前にタクシーが待機していますのでご安心ください。

淡嶋神社は人形供養で有名な神社で、毎年3月3日に使われなくなったひな人形を船で海に流す雛流しが行われています。

境内には供養を依頼された人形たちがずらりと並べられており、初めて見た方であればその光景に圧倒されること間違いありません。

また、あまり知られていませんが、淡嶋神社は安産や子宝のご利益も授かれる神社です。

境内の一角にある撮影禁止の社には男根形や女性の下着が奉納されており、こちらも独特の雰囲気を醸し出しています。

少し特別な世界観をもつ淡嶋神社に少し興味が湧いてきたのではないでしょうか?

淡嶋神社については、下記記事「【淡嶋神社】人形供養の費用や予約方法、雛流しや針供養を紹介!」でもお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。

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淡嶋神社の詳細

住所和歌山県和歌山市加太118
定休日年中無休
(宝物殿は不定休)
営業時間9:00~17:00
(宝物殿は9:00~16:00)
入場料金無料
(宝物殿は大人300円、小人200円)
電話番号073-459-0043
WEBサイト淡嶋神社公式サイト

絶景と海鮮バーベキューを満喫

淡嶋神社へ参拝したあとは、すぐ近くにあるカダテラスで和歌山の海の幸を楽しみましょう。

カダテラスは老舗旅館「シーサイドホテル 加太海月」がプロデュースしている海鮮浜焼きバーベキューで、地元の港で水揚げされた海の幸をお腹いっぱい堪能できます。

海辺に設置されたテラスから紀淡海峡を眺めながら食べる海鮮バーベキューは、まさに絶品です。

地元の名物「釜揚げしらす丼」も提供されるので、ぜひ味わってみてください。

カダテラスではお肉好きの方のために、海鮮バーベキューだけでなく焼肉セットも用意されています。

海鮮が少し苦手な方も、安心して訪れてみてくださいね。

また、カダテラスのある加太海月には美しい絶景とトロトロの美人の湯が楽しめる露天風呂があり、日帰り入浴も楽しめます。

絶景温泉や和歌山の新鮮な海の幸をふんだんに使った豪華な料理の詳しい内容は、下記リンクをご確認ください。

>>【シーサイドホテル 加太海月】の詳細はコチラ

下記記事「【セレーノ】加太の海鮮ランチメニューや駐車場、予約方法紹介!」では、古民家カフェ「SERENO(セレーノ)」についてお伝えしています。

絶品海鮮ランチを楽しめるお店ですので、ぜひあわせてご覧ください。

【セレーノ】加太の海鮮ランチメニューや駐車場、予約方法紹介!

加太の古民家カフェ「セレーノシーフード&カフェ」の海鮮ランチをご紹介!予約方法やランチ以外のメニュー、駐車場の場所についても解説していますので、ぜひご覧ください…

カダテラスの詳細

住所和歌山県和歌山市加太1905
定休日不定休
営業時間11:00~14:00
17:00~20:00(ラストオーダー19:00)
料金浜焼き海鮮セット5,500円
電話番号050-3163-0011
WEBサイトカダテラス(食べログ)

夕陽100選にも選ばれた絶景夕陽

和歌山の夕陽100選にも選ばれた美しい夕日
和歌山の夕陽100選にも選ばれた美しい夕日

今回のモデルコース最後の観光スポットは、加太海水浴場から眺める夕陽です。

この場所からの夕陽は「和歌山の朝日・夕陽100選」に選ばれている絶景で、紀淡海峡へ太陽が沈んでいく光景には時間がたつのを忘れさせるほどの美しさがあります。

和歌山市内観光の締めくくりに、ぜひこの絶景を目に焼き付けていってください。

また、下記記事「【加太海水浴場2023】バーベキューOK和歌山の穴場ビーチをご紹介!」でもビーチの魅力をお伝えしています。

夕陽以外にもさまざまな魅力をもったビーチですので、ぜひあわせてご覧ください。

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加太海水浴場の特徴や海の家、駐車場をご紹介!水質ランクや2024年の海開き日程、おすすめランチや周辺観光スポットについても解説していますので、ぜひご覧ください!

加太海水浴場の詳細

住所和歌山県和歌山市加太
定休日なし
入場料金無料
電話番号073-459-2457
WEBサイト加太海水浴場公式サイト

【和歌山市観光モデルコース】鯛電車で巡るおすすめ日帰り旅行!(まとめ)

今回は、電車で巡る日帰り和歌山市内観光のモデルコースを紹介させていただきました。

車がないと難しいイメージのある和歌山市内の観光ですが、今回のモデルコースのように電車でもしっかり日帰り観光を楽しめます。

ぜひ和歌山市の歴史や美味しい海の幸、自然の絶景を堪能してください。

下記記事「【和歌山マリーナシティ】料金やアトラクション、駐車場を解説!」では、和歌山市のリゾートアイランド「和歌山マリーナシティ」についてお伝えしています。

遊園地や温泉、フィッシングなどお楽しみが盛りだくさんのスポットですので、ぜひあわせてご覧ください。

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