【神倉神社】ゴトビキ岩や538段の石段、駐車場を徹底解説!

「神倉神社の駐車場や御朱印情報を知りたい!」
「怖いくらい急な石段があるって本当?」
そんなあなたに向けて、神倉神社(かみくらじんじゃ)のご神体「ゴトビキ岩」や御朱印、駐車場についてご紹介します。
まるで石の壁のような怖い傾斜の階段やパワースポットとしてのご利益についてもお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。
目次
新宮市内を見おろす絶景パワースポット

神倉神社は、和歌山県新宮市の神倉山にある神社です。
ご神体「ゴトビキ岩」までは急な石段がつづきますが、そこから町と海を見おろす風景はまさに絶景。
近年ではパワースポットとしても人気を集めている神倉神社の詳細を確認していきましょう。
神倉神社のご神体「ゴトビキ岩」

神倉神社のご神体は、拝殿に寄りそうようにたたずむ巨岩「ゴトビキ岩」です。
ここでは、そんなゴトビキ岩や神倉神社の歴史をお伝えしていきます。
世界遺産でもある熊野信仰始まりの地
神倉神社は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参拝道」にも含まれる熊野信仰が始まった地です。
熊野大神が降臨した聖地であり、ふもとに新宮社として「熊野速玉大社」が建てられるまで人々の信仰の中心となっていました。
熊野速玉大社については、下記記事「熊野速玉大社のご利益とは?祀られている神様とともに徹底解説!」でもお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
いくつもの地震にも耐えた不思議な巨岩

そんな神倉神社のご神体「ゴトビキ岩」は、不思議な力をもった巨石です。
過去に起こった大地震でも崩れ落ちることなく、2,000年近くも新宮の地を見守っています。
地元の方の話によると、もともとは今の拝殿の裏側が参拝場所となっており、胎内くぐりもできたそうです。
パワースポットとしてのご利益

神倉神社は、パワースポットとしても有名です。
天照大神と高倉下命が祭神として祀られており、開運招福や延命長寿などのご利益を授かれます。
一度訪れてみれば、そのパワースポットとしての力を実感できるでしょう。
転落しそうなほど怖い538段の石段

神倉神社に参拝するためには、538段の急な石段を登りきる必要があります。
ここでは、そんな転落しそうなほど怖い傾斜の石段の詳細をお伝えしていきます。
石壁のような傾斜の階段

神倉神社の石段は、階段を上るというよりも石壁を登るという表現の方がしっくりきます。
しっかりと覚悟して石段を登り始めなければ、途中で後悔することになるでしょう。
女坂でも楽に登れるわけではない
石段を登る以外にも、女坂というルートが用意されています。
女坂は「比較的傾斜が緩やかな坂道」と体力に自信がない方におすすめされている場合もありますが、自然そのままの獣道ですので登るのに苦労することに変わりはありません。
女坂なら楽に登れるとは考えない方がいいでしょう。
運動靴と歩きやすい服装は必須

神倉神社へは、スニーカーと歩きやすい服装で向かうようにしましょう。
特に石段を下るときに転落事故の危険がともなうので、絶対にサンダルなどで参拝しないようにしてください。
また、階段の傾斜の関係上、女性の方のスカートもおすすめできません。
登山にかかる所要時間は約30分

駐車場から神倉神社へ登り、ゴトビキ岩に参拝するのにかかる所要時間は20分~30分ほどです。
拝殿前で記念撮影をされる方も多く、順番待ちが発生する場合もありますのでご注意ください。
御朱印やお札は速玉大社で授かれる
神倉神社の御朱印や御神札は熊野速玉大社で授かれます。
熊野速玉大社は神倉神社の新宮社になるので、あわせて参拝するといいでしょう。
下記記事「【熊野那智大社】ご利益や八咫烏伝説、駐車場の注意点をご紹介!」では、熊野那智大社の御朱印やおすすめお守りなどについてお伝えしています。
那智大社も速玉大社と同じ熊野三山のひとつですので、ぜひあわせてご覧ください。
熊野速玉大社から神倉神社は徒歩10分
熊野速玉大社から神倉神社の入り口までは、徒歩約10分、車で約5分です。
大迫力の火祭り「お燈祭」
神倉神社では、毎年2月6日に奇祭「お燈祭(おとうまつり)」が開催されます。
お燈祭は和歌山県の無形民俗文化財にも登録されている、白装束を身にまとった上り子が松明(たいまつ)をもって538段の石段を駆け降りる大迫力の火祭りです。
キムタクもお忍びで参拝!?
地元の方の話として、キムタクこと木村拓哉さんや福山雅治さんも神倉神社に参拝されたと言われています。
神倉神社はお忍びで有名人の方も訪れる、知る人ぞ知るパワースポットなのです。
神倉神社へのアクセスと駐車場
ここでは、神倉神社へのアクセスと駐車場について説明させていただきます。
電車でのアクセス
電車でアクセスする場合の最寄り駅は、JR「新宮駅」です。
新宮駅から神社の入り口までは、徒歩15分ほどで到着します。
自家用車でのアクセスは山越えルート
大阪方面から自家用車でアクセスする場合は、国道42号「上富田IC」から国道311号線を経由する山越えルートがおすすめです。
国道42号を「すさみ南IC」まで走り、海沿いルートで向かうこともできますが、山越えルートの方が少し早く到着します。
無料駐車場までの道路は狭い
神倉神社には無料駐車場が用意されていますが、駐車場までの道はあまり広くありません。
そのため、先に熊野速玉大社に向かい、そこから歩いて神倉神社を目指すのもひとつの方法です。
おすすめのお土産は「香梅堂の鈴焼」

神倉神社を訪れたときにおすすめのお土産が、「香梅堂の鈴焼」です。
熊野速玉大社の神鈴をモチーフにした新宮市の銘菓なので、ぜひお土産に買っていってください。
鈴焼については、下記記事「【香梅堂の鈴焼】お取り寄せ方法や値段、オンライン通販を解説!」でもお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
スポット情報
住所 | 和歌山県新宮市神倉1丁目13-8 |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | 24時間参拝可能 |
入場料金 | 無料 |
電話番号 | 0735-22-2533 (熊野速玉大社) |
アクセス | (電車) JR「新宮駅」から徒歩約15分 (自家用車) 国道42号「上富田IC」から約90分 |
駐車場 | あり(無料) |
WEBサイト | 熊野速玉大社公式サイト |
【神倉神社】ゴトビキ岩や538段の石段、駐車場を徹底解説!(まとめ)
今回は、神倉神社のご神体「ゴトビキ岩」や538段の石段、駐車場についてご紹介しました。
神倉神社は、世界遺産の一部にもなっている有名なパワースポットです。
ゴトビキ岩から見おろす街並みも絶景ですので、ぜひ訪れてみてください。
下記記事「熊野本宮大社旧社地「大斎原」の歴史や祭神、アクセス方法を紹介」では、熊野本宮大社の大斎原を紹介しています。
熊野三山のひとつでもあるパワースポットですので、ぜひあわせてご覧ください。