和歌山県の有名な場所は?地元民おすすめの観光スポット10選!

「和歌山県の人がおすすめする観光スポットが知りたい。」
そんなあなたに向けて、地元民がおすすめする和歌山県の観光スポット10か所を厳選してご紹介します。
紹介するスポットの中には有名な場所もあれば、ディープなスポットもありますが、いずれのスポットも和歌山県民である筆者がおすすめしたい情報を盛り込みました。
ぜひ参考にしていただき、和歌山県の観光計画を練り上げてください。
目次
白浜の定番「アドベンチャーワールド」

和歌山県で最もおすすめしたい場所は、やはりアドベンチャーワールド。
パンダで有名なアドベンチャーワールドですが、パンダ以外にも魅力たっぷりのテーマパークです。
ここでは、そんな和歌山県の鉄板観光スポットであるアドベンチャーワールドの魅力をお伝えしていきます。
動物たちを近くで観察できる
老若男女問わずにおすすめしたいのは、サファリワールド。
サファリワールドでは、人間が動物の檻を回っていく一般的な動物園と異なり、より自然に近い形で動物たちを観察できます。
そんなサファリワールドは、さまざまな方法で楽しむことが可能です。
歩いてサファリワールドを回る「ウォーキングサファリ」や列車型車両に乗車して観覧する「ケニア号」、貸し切りジープで満喫する「ジープサファリ探検ツアー」など、あなたに合った楽しみ方を探してみてください。
こどもにも大人気のレストラン
サファリワールドを満喫してお腹が空いたら、レストランでの食事も楽しみのひとつです。
アドベンチャーワールドのレストランは田舎の観光地にありがちなインスタント料理ではなく、しっかりと見た目も楽しめる料理が提供されます。
パンダやペンギンをモチーフにした料理はこどもたちにも大人気ですので、アドベンチャーワールドを訪れた際は、ぜひレストランでの食事を楽しんでください。
感動のナイトマリンライブ
アドベンチャーワールドでもうひとつ忘れてはいけないのが、イルカたちとの触れ合いです。
イルカに餌をあげたり、握手をしたり、トレーナーになりきってサインを出したりした経験は、きっとお子さんの一生忘れない思い出となるでしょう。
イルカたちが繰り広げるナイトマリンライブ「LOVES」では、「愛」をテーマにして音楽と光、イルカたちとトレーナーが連動し、感動の時間をプレゼントしてくれます。
アドベンチャーワールドの一日の締めくくりにふさわしいパフォーマンスですので、ぜひこの感動を味わっていってください。
【SPOT情報】
・入場料
大人(18歳以上) 5,300円
シニア(65歳以上) 4,800円
中人(中学生、高校生) 4,300円
小人(4歳~小学生) 3,300円
・住所
和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399
・営業時間および休園日
アドベンチャーワールド営業案内
世界遺産の聖地「高野山」

続いて紹介する和歌山県の観光スポットは、高野山です。
高野山は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産にも登録されているので、和歌山県内だけではなく世界的に有名な場所です。
そんな有名な高野山の二大聖地と呼ばれる、「壇上伽藍(だんじょうがらん)」と「奥之院」という2つのスポットを紹介していきます。
19のお堂が並ぶ壇上伽藍
壇上伽藍は、高野山を開いた弘法太師・空海が真っ先に造営を行った場所です。
密教思想による曼荼羅(まんだら)の世界観を表現した場所とされており、高野山のシンボルである根本大塔を中心に19の諸堂が立ち並んでいます。
そんなお堂の中でもぜひ訪れてほしいのが「六角経蔵(ろっかくきょうぞう)」です。
この六角経蔵は、お堂の下部(大人の腰の高さくらいの位置)に設置されている取手を持って、ぐるっと一周回せるようになっています。
六角経蔵を一回転させれば、一切経を一通り読み上げたのと同じ徳を積めるとされているので、壇上伽藍を訪れた際は忘れずに参拝するようにしましょう。
また、壇上伽藍から総本山の金剛峯寺へ向かう蛇腹路(じゃばらみち)は紅葉の名所としても有名な場所です。
秋に高野山を訪れた際は、真っ赤に彩られた絶景を楽しんでください。
奥之院は神秘的な別世界
もうひとつの紹介スポットは、高野山の一番奥に位置する「奥之院」です。
奥之院の魅力は、なんといってもその神秘的な雰囲気にあります。
無数に立ち並ぶお墓と樹齢千年にも及ぶ杉の木々が、まさに霊場という空気を作り上げている。
言葉にするとそんな感じですが、実際に訪れて体感してもらわなければあの感覚は伝わらないと思います。
一番奥には弘法大師御廟がありますが、そこに向かう道中にも自分の顔が水面に映らなかったら3年以内に死んでしまう「姿見の井戸」や持ち上げると願いが叶う「みろく石」など気になるスポットがあるのでぜひ見学しながら歩みを進めてください。
【SPOT情報】
・ウェブサイト
高野山公式サイト
那智の滝は大迫力「熊野那智大社」

3つめの和歌山県の観光スポットは、熊野那智大社です。
こちらも高野山と同様に「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されている有名な場所です。
願いが叶う大樟の胎内くぐり
熊野那智大社へは、ふもとのお土産物街に車を止めて、歩いて参道の雰囲気を味わいながら階段を上っていくことをおすすめします。
体力的に難しい場合は、社殿のすぐ近くにも駐車場がありますのでご安心ください。
階段を上りきると朱塗りの美しい社殿が現れるので、まずはしっかりと参拝しましょう。
参拝後に体験してほしいのは、社殿に向かって右側にある大樟の胎内くぐりです。
推定樹齢850年、樹高27メートル、幹回り8.5メートルのご神木の内部を通り抜ければ、護摩木等に書いた願い事が叶うというご利益があると言われています。
八咫烏(やたがらす)伝説
また、熊野那智大社は八咫烏伝説が伝わる神社でもあります。
サッカー日本代表のシンボルとしても有名な八咫烏が、神武天皇の道案内をしたのち、熊野那智大社に降り立って石になったという伝説です。
八咫烏が姿を変えた石が熊野那智大社にはまつられており、大々的に公開されてはいませんが社殿左側からその姿をのぞきみられます。
那智の滝の「延命長寿の御滝水」
熊野那智大社を参拝後は上ってきた階段を下り、那智の滝を目指しましょう。
那智の滝は高さ133メートルを誇る大滝で日本三名瀑のひとつに数えられており、滝自体がご神体となっています。
参道を進んでいくと那智の滝のすぐそばまで近づけるので、初めての方はその迫力に圧倒されるでしょう。
また、那智の滝のふもとでは延命長寿の御瀧水をいただくこともできます。
社務所で購入できる神杯で御瀧水をいただけば、ご利益にあやかれるかもしれませんね。
那智の滝については、下記記事「延命長寿のパワースポット!那智の滝の御利益や伝説をご紹介」で詳しく紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
お土産におすすめのお滝もち
熊野那智大社を訪れた際のお土産としておすすめしたいのが、「お滝もち」。
お滝もちは那智の滝の姿をイメージして作られた細長い餅で、中に入ったあんこの素朴な味わいが特徴の逸品です。
ふもとの和か屋さんで販売されていますので、ぜひ購入して帰ってください。
【SPOT情報】
・お滝もち
1個220円
・営業時間
8:00~17:00
・定休日
不定休
・住所
和歌山県東牟婁郡
那智勝浦町那智山456
・ウェブサイト
和か屋公式サイト
海水浴客でにぎわう「白良浜」

4つ目の和歌山県観光スポットは、白良浜です。
南国和歌山県の観光を語るうえで、この西日本屈指の海水浴場は外せないでしょう。
西日本屈指の海水浴場
白良浜は、東京から飛行機で1時間の場所にある白浜町の海水浴場です。
その名のとおり真っ白な砂浜が特徴で、延長620メートルにもなる弓型のビーチには毎年60万人以上の方が訪れています。
透き通った海の水と立ち並ぶヤシの木が南国気分を盛り上げてくれる白良浜は「日本の快水浴場百選」にも選ばれているだけでなく、ハワイのワイキキビーチと姉妹浜にもなっているリゾートビーチです。
特にまだ海水浴客が訪れていない早朝の海は本当に美しいので、写真撮影をされる際は朝一番の時間帯がおすすめです。
夏の夜空を彩る花火ラリー
白良浜では、例年花火大会も開催されています。
ほかの地域の花火大会と異なるのは、花火ラリーという形で複数回に分けて開催される点です。自分の予定に合わせた日程を選べるのは、嬉しいですよね。
昼間に美しい海で海水浴を楽しんだあとに夜空を彩る花火を鑑賞し、夏の一日を満喫してください。
ちなみに、2023年の白良浜花火ラリーは下記の日程で開催される予定です。
・開催日
7月16日、23日、30日
8月20日、27日
・開催時間
20:10~20:25
財宝を探せ!熊野水軍埋蔵金探し
白良浜では、「熊野水軍埋蔵金探し」呼ばれる少し珍しいイベントもおすすめです。
熊野水軍埋蔵金探しは、平安時代から戦国時代に活躍した熊野水軍の船が台風の被害にあい、宝物の一部を白良浜に埋めたという伝説にちなんで開催されています。
毎年8月後半の数日間に開催され、道具を使わずに砂浜に埋められた景品を掘り当てるイベントです。
参加費が無料のうえ、景品には旅館宿泊券や家電、10万円金貨などが用意されているため、例年多くの参加者でにぎわうイベントとなっています。
このように、海水浴以外にも魅力たっぷりの白良浜をぜひ訪れてみてください。
【SPOT情報】
・入場料
無料(駐車場は時期によって有料)
・ウェブサイト
南紀白浜観光協会
・住所
和歌山県西牟婁郡白浜町864
和歌山有数の温泉地「白浜温泉」
ここまで白浜町の観光スポットを2つ紹介してきましたが、白浜観光でもうひとつ忘れてはいけないのが白浜温泉です。
白浜温泉は日本三古湯にも数えられる名湯で、旅館の温泉だけでなく外湯巡りや各地に設置された足湯を楽しめるのも魅力のひとつとなっています。
ここでは、そんな白浜温泉からおすすめの浴場を3つ紹介していくので、ぜひご確認ください。
海を目の前に楽しめる崎の湯
白浜温泉で一番に紹介したいのが、「崎の湯」。
崎の湯は太平洋に面した岩場が浴槽となっている露天風呂です。
よく晴れた日に大海原の水平線を眺めながらお湯を楽しむ解放感は、ほかの温泉で味わえないでしょう。
個人的には、この崎の湯に入るだけでも白浜温泉に来る価値はあると思っています。
そんな崎の湯の名物が、近くにある鎌倉商店さんの「反対たまご」です。
反対たまごはゆで卵の一種ですが、一般的なゆで卵と反対に白身が柔らかく黄身が固まった状態になっています。
卵のからの上部を割り、塩を振ってスプーンで食べる反対たまごはシンプルに美味しいので、崎の湯を訪れた際はぜひ味わっていってください。
【SPOT情報】
・入場料
3歳以上500円
・営業時間
8:00~17:00
(4月~9月の間は延長)
・定休日
無休
(不定期でメンテナンスあり)
・住所
和歌山県西牟婁郡白浜町1668
・ウェブサイト
白浜町公式サイト(崎の湯)
白良浜で海水浴のあとは白良湯
続いて紹介する温泉は、「白良湯」。
白良湯はその名のとおり白良浜に隣接しているため、海水浴を楽しんだあとの入浴にとても便利な温泉です。
広く開放された浴室の窓からは、もちろんお湯につかりながら白良浜の美しい光景を楽しめます。
白良浜を訪れた際は、白良湯でさっぱりしてから帰るのがおすすめです。
【SPOT情報】
・入場料
大人 420円
中人 140円
小人 80円
・営業時間
7:00~11:00(最終入場10:30)
16:00~21:30(最終入場21:00)
・定休日
木曜日
・住所
和歌山県西牟婁郡白浜町3313-1
・ウェブサイト
白浜町公式サイト(白良湯)
家族旅行におすすめのとれとれの湯
最後に紹介する温泉は、「とれとれの湯」。
とれとれの湯は歴史と風情がある温泉というよりは、スーパー銭湯に近い温泉です。
きれいに整えられた店内では温泉だけでなく食事も楽しめるので、お子様連れの旅行で重宝すること間違いないでしょう。
また、同じ敷地内にあるとれとれ市場では南紀白浜地域のお土産を購入できます。
白浜観光の締めくくりは、とれとれ市場でのお土産を購入ととれとれの湯の温泉が定番です。
【SPOT情報】
・入場料
大人 850円
小人(3歳~小学生) 420円
・営業時間
9:00~23:00(最終入場22:30)
・定休日
年間5日
(2、4、6、9、12月の平日水曜日)
・住所
和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2508
・ウェブサイト
とれとれの湯公式サイト
ここまで白浜の観光スポットを3か所紹介してきましたが、下記記事「白浜温泉だけじゃない!白浜周辺のおすすめ観光スポット7選」ではこどもが楽しめるという点にフォーカスした白浜の観光スポット7選を紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
SNSで話題になったラピュタの島「友ヶ島」

続いて紹介する和歌山県の観光スポットは、「友ヶ島」です。
友ヶ島は和歌山市にある無人島で、第二次世界大戦時には要塞として利用されていたしまでもあります。
そんな要塞の面影を残した友ヶ島の魅力を確認していきましょう。
ラピュタで有名な無人島
友ヶ島が注目を集めるようになったのは、要塞跡が有名なジブリ映画「天空の城ラピュタ」の世界観にそっくりだと話題を集めるようになったからです。
確かにレンガ造りの要塞跡を植物が侵食している光景は、ラピュタの世界観そのものと言えるでしょう。
友ヶ島要塞跡の独特の風景を写真に収めるため、多くの方が訪れています。
興味のある方は、ぜひ訪れてラピュタの世界を堪能してください。
ひとつ伝えておきたいのは、「要塞跡の中は結構怖い」ということです。
内部に入れる場所もあるのですが、中に明かりが届かず真っ暗な洞窟のようになっています。
そんなところももちろん魅力のひとつですが、散策時はケガをされないように注意してくださいね。
実はキャンプもできる友ヶ島
あまり知られていませんが、実は友ヶ島ではキャンプも楽しめます。
和歌山市加太の港から高速船に乗れば20分ほどで着きますので、手軽に無人島キャンプを満喫するにはうってつけの場所と言えるでしょう。
ゆっくりと友ヶ島の観光名所散策を楽しみたい方にもキャンプはおすすめです。
連休中などは定期船が運航する時間帯に有名な砲台跡などの場所が混雑する場合もありますが、泊まってしまえばそれ以外の時間帯にじっくり楽しめます。
友ヶ島は、要塞跡だけではなく豊かな森と青い海も魅力の美しい島です。
無人島キャンプに挑戦し、そんな自然をゆっくりと楽しんでみてください。
友ヶ島へのアクセス方法は、下記記事「【友ヶ島アクセス】フェリーの注意点と加太港へのルートを解説!」で紹介しています。
「ラピュタの島」や「サマータイムレンダの舞台」として有名な場所ですので、ぜひあわせてご覧ください。
巨大な鳥居が有名「熊野本宮大社」
和歌山県の観光スポット7つ目は、「熊野本宮大社」。
熊野本宮大社は、熊野那智大社、熊野速玉大社とともに熊野三山と呼ばれ、太古から多くの人々の信仰を集め続けている聖地です。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産にも登録されており、世界的に有名な場所と言えるでしょう。
ここでは、そんな熊野本宮大社の見どころを紹介していきます。
壮大な大鳥居が鎮座する大斎原
そんな熊野本宮大社の一番のみどころは、大斎原(おおゆのはら)の巨大な鳥居でしょう。
大斎原は「おおゆのはら」と読み、現在の熊野本宮大社から500メートルの位置にある熊野川の中州にある土地です。
もともとはこの地に熊野本宮大社があり、明治22年の大水害で社殿が流出するまで大勢の人々が参拝に訪れていました。
水害後、熊野本宮大社は現在の位置に移りましたが、大鳥居はいまも大斎原の地に立ち続けています。
そんな聖地にそびえ立つ大鳥居の壮大な姿を、ぜひ一度ご覧になってください。
茶房珍重庵の「もうでそば」
熊野本宮大社を訪れた際にもうひとつ味わっていってもらいたいのが、茶房珍重庵の「もうでそば」。
茶房珍重庵は、熊野本宮大社入り口近くの瑞鳳殿にある抹茶や熊野もうで餅を楽しめる休憩処です。
珍重庵で味わえるもうでそばは、長旅の空腹を優しく癒してくれます。
もうでそばは、店主こだわりの十割そばに梅干し、千切り大根、きざみネギ、紅葉をかたどったお麩が盛り付けられた優しい味わいのおそばです。
梅干しの酸味とほのかなゆずの香りで仕上げられた逸品は、疲れた体に染みわたります。
和歌山県の観光地では食事に困る場所もあるのですが、熊野本宮大社ではここで昼食をとっておけば間違いありません。
熊野本宮大社を訪れた際は、ぜひもうでそばを楽しんでください。
【SPOT情報】
・入場料
無料
・住所
和歌山県田辺市本宮町本宮
・ウェブサイト①
熊野本宮大社公式サイト
・ウェブサイト②
茶房珍重庵公式サイト
世界一の規模「太地町立くじらの博物館」
続いて紹介する「太地町立くじらの博物館」は、世界一の規模を誇るくじらの博物館です。
古くからクジラ漁を営んでいた太地町(たいじちょう)が保有する、クジラの生態や捕鯨に関する資料が展示されています。
博物館としての資料展示だけでなく、併設された水族館でイルカやクジラとの触れ合いやショーも楽しめるので、こどもたちも満足できるでしょう。
海で繰り広げられるクジラショー
太地町立くじらの博物館の一番のみどころは、クジラショーです。
もちろん一般的なイルカショーも開催されますが、ぜひ珍しいクジラショーを観覧していってください。
クジラショーは、自然の海を利用した入り江の中で開催されます。
和歌山の美しい海を背景に、イルカより大きな体のクジラが繰り出すパフォーマンスは迫力抜群です。
ショーは毎日下記の時間帯に約15分間開催されており、博物館の入場料のみで観覧できます。
1回目 10:30 2回目 12:30 3回目 14:30
太地町立くじらの博物館を訪れた際は、ぜひクジラショーを観覧していってください。
イルカやクジラ達に癒されよう
イルカやクジラとの触れ合いを楽しめることも、太地町立くじらの博物館の大きな魅力のひとつです。
太地町立くじらの博物館ではイルカとのタッチやイルカトレーナー体験、餌あげ体験などさまざまな触れ合い方法が用意されています。
ほかではあまり経験できないカヤックに乗ってクジラたちのすぐ近くでその姿を観察できる「カヤックアドベンチャー」や、ウェーダー(胴付き長靴)を履いて海の中でイルカと触れ合う「ビーチで触れ合い」といったここでしか体験できないイベントもあるので、興味のある方はぜひ楽しんでいってください。
和歌山の美しい海とイルカやクジラたちの愛くるしい姿に癒されること間違いないでしょう。
【SPOT情報】
・入場料
一般 1,500円
小中学生 800円
・営業時間
8:30~17:00
(4月~9月の間は延長)
・定休日
年中無休
・住所
和歌山県東牟婁郡
太地町太地2934-2
・ウェブサイト
クジラの博物館公式サイト
和歌山のランドマーク「和歌山城」

続いて紹介する和歌山県の観光スポットは、「和歌山城」。
和歌山城は県都和歌山市にそびえ、和歌山県のランドマークともいえる鉄板観光スポットです。
ここでは、そんな和歌山城のみどころを紹介していきます。
歴史と絶景を楽しむ天守閣
和歌山城を訪れたらまず見ていただきたいのが、天守閣です。
天守閣は内部も見学できるようになっており、3階からは和歌山市内を一望する絶景を楽しめます。
和歌山城と言えば徳川御三家である紀州徳川家の居城として有名ですが、実は豊臣秀吉によって建築されたお城でもあり、非常に歴史の深い城郭です。
天守閣の東側にある本丸御殿跡には天守閣を撮影できるスポットもあるので、和歌山城を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。
全国3か所しかないお城の動物園
続いて紹介する和歌山城の見どころスポットは、和歌山城公園動物園。
お城の敷地内にある動物園は日本に3か所しかなく、非常に珍しい動物園だそうです。
動物園内には、ペンギンやフラミンゴ、クジャクなどの鳥類やシカやポニーなどのほ乳類が飼育されています。
それほど規模の大きい動物園ではありませんが、入園料はなんと無料。気軽に動物たちに会えるので、おすすめのスポットです。
四季折々の自然を楽しめる
和歌山城では、四季折々の自然も楽しめます。
春には桜の名所としてにぎわい、桜が終わればツツジの花が咲き乱れます。
アジサイ園の紫陽花の花が美しい梅雨時や、西の丸庭園の紅葉が美しい晩秋もおすすめの時期です。
また、和歌山でも数年に一度積もる程度の雪が降るのですが、雪が積もった和歌山城も普段とは違った美しさを感じさせてくれます。
このように、和歌山城では四季折々の自然を楽しめるので、ぜひ何度も訪れてみてください。
【SPOT情報】
・天守閣入場料
大人 410円
小人(小中学生) 200円
・営業時間
9:00~17:30(最終入場17:00)
・定休日
12月29日から12月13日
・住所
和歌山県和歌山市一番丁3
・ウェブサイト
和歌山城公式サイト公式サイト
太平洋を眺める「樫野崎灯台」
最後に紹介する和歌山県の観光スポットは、「樫野崎灯台」。
和歌山県で有名な灯台と言えば本州最南端潮岬にある「潮岬灯台」ですが、樫野崎灯台も潮岬灯台に負けない魅力を持った場所です。
樫野崎灯台があるのは串本町にある大島という島。現在は橋で陸続きとなっており、車で観光できます。
ベーカリー「パンとカフェ nagi」
樫野崎灯台を訪れる際に立ち寄ってもらいたいのが、「パンとカフェ nagi」。
大阪府から和歌山県に移住されたオーナーが経営するパン屋では、美味しそうなパンたちがズラリと並びます。
和歌山県の有名パン屋「ドーシェル」や神戸ベーカリー「ブランジェリー コム・シノワ」で修行された腕は本物。
ここのパンを目当てに大島を訪れる方もいるそうで、お店はいつも大勢のお客さんでにぎわっています。
お店は樫野崎灯台へ向かう道沿いにあるので、樫野崎灯台を訪れる際はぜひ立ち寄ってみてください。
【SPOT情報】
・営業時間
9:00~18:00
・定休日
祝日を除く月曜日、火曜日
・住所
和歌山県東牟婁郡串本町大島1158
・ウェブサイト
食べログ(パンとカフェ nagi)
地球の丸さを感じられる絶景
樫野崎灯台は日本最古の石造り灯台で、現在も自動点灯の無人島台として活躍を続けています。
灯台内部は見学できませんが、外部のらせん階段を上った先にある展望スポットから絶景を望めます。
展望スポットからの景色は、一面の海。
水平線がまっすぐに伸びる様子は、地球の丸さを感じさせてくれます。
広大な大自然の風景をゆっくりと眺めていれば、抱えている悩みごとも些細なことに思えてくるかもしれません。
ぜひ樫野崎灯台を訪れて、和歌山の海の大きさを体験してみてください。
【SPOT情報】
・入場料
無料
・住所
和歌山県東牟婁郡
串本町樫野1006-1
・ウェブサイト
串本町公式(樫野崎灯台)
また、下記記事「「本州最南端の碑」は潮岬灯台にない!?設置場所や周辺情報を紹介」では樫野崎灯台と同じ串本町にある「本州最南端の碑」についても紹介しています。ぜひ、あわせてご覧ください。
和歌山県の有名な場所は?地元民おすすめの観光スポット10選!(まとめ)
今回は、地元民がおすすめする和歌山県の観光スポットをランキング形式で紹介してきました。
紹介した観光スポットの中には多くの方がご存じの有名な場所から、あまり知られていない少しディープなスポットまでさまざまな場所がありますが、どれも魅力的な観光地です。
ぜひ、本記事を参考に和歌山県への観光を計画していただければ幸いです。
下記記事「【和歌山市観光モデルコース】大阪から電車1時間の日帰り旅行!」では、和歌山市内の観光名所を電車で巡るモデルコースについて解説しています。
絶品海鮮バーベキューや絶景夕日スポットも盛り込んでいますので、ぜひあわせてご覧ください。