【あらぎ島】展望台アクセスや棚田の見頃、ライブカメラを紹介！
北沢 あつし
「あらぎ島の展望台へのアクセス方法は？」
「棚田の見頃やライブカメラについても知りたい！」
そんなあなたに向けて、棚田の絶景「あらぎ島」の展望台へのアクセス方法を画像付きでご紹介します。
棚田の見頃時期や現在のようすが確認できるライブカメラ、おすすめランチや周辺観光スポットについても解説していますので、ぜひご覧ください。
目次
有田川町のシンボル「あらぎ島の棚田」
まずは、あらぎ島の歴史と概要についてお伝えしていきます。
江戸時代に整備された歴史ある風景
あらぎ島の歴史は深く、周辺で水田開発が始まったのは平安時代後期頃とされています。
江戸時代には、笠松左太夫が有田川の支流から3km以上にもなる水路を開設し、現在のような形に整えられました。
現在では、6件の農家さんによってその景観が保全されています。
棚田百選と国選定重要文化的景観
あらぎ島の棚田は、保全すべき景観として「日本の棚田百選」に選出されています。
「蘭島（あらぎじま）及び三田・清水の農山村景観」として国選定の重要文化的景観にも登録されており、まさに有田川町のシンボルだと言えるでしょう。
朝日夕日百選にも選ばれた絶景
あらぎ島は、和歌山県の「朝日・夕日百選」にも選ばれているスポットです。
展望台からは、棚田の背後に朝日が昇る風景を拝めます。
あらぎ島展望台のアクセスと注意事項
続いて、あらぎ島展望台へのアクセス方法や注意事項について解説します。
展望台の場所は有田川の対岸
あらぎ島展望台は、棚田から有田川を渡った対岸に設置されています。
国道480号の道の駅あらぎの里がある交差点を曲がって、展望台の無料駐車場へ向かいましょう。
あらぎ島展望台駐車場のアクセス詳細
あらぎ島展望台の無料駐車場へのアクセス詳細は、下記のとおりです。
①道の駅あらぎの里手前の交差点です。道の駅の看板を頼りに左折しましょう。
②左折すると、しばらく下記のような道が続きます。
③「三田」バス停が左手に見えたら左折します。右側の「kado」も目印になります。
④左折した風景です。左手民家の奥側が駐車場になります。
棚田には立ち入りNG
あらぎ島の棚田は、農家さんの私有地ですので立ち入りはNGです。
展望台からゆっくりと風景を楽しむようにしましょう。
周辺道路は安全のため駐車禁止
展望台周辺の道路は、駐車禁止です。
ほかの観光客の方に危険が及ぶので、必ず駐車場を利用しましょう。
あらぎ島の棚田の見頃時期
あらぎ島の棚田は、一年を通して豊かな表情を見せてくれます。
ここでは、特に見頃となる3つの時期を確認していきましょう。
水面に青空が映える田植え前
5月頃には、田んぼに水が引き込まれあらぎ島全体が水田となります。
水面に映り込む青空が、さわやかな空気を感じさせてくれる季節です。
緑のじゅうたんを楽しむ夏
7月頃もあらぎ島の見頃時期のひとつです。
植えられた稲が育ち、一面がふかふかした「緑のじゅうたん」となります。
収穫期の黄金色に色づいた稲穂
9月の刈り取り時期は、黄金色に色づいた稲穂がとても美しい季節です。
刈り取られる時期は少しずつ異なるので、タイミングによってパッチワークのような風景も楽しめます。
あらぎ島の今を確認できるライブカメラ
現在のあらぎ島のようすは、有田川町が設置してくれているライブカメラで確認できます。
訪問前の下調べにご活用ください。
あらぎ島周辺のおすすめランチ
あらぎ島周辺のおすすめランチは、kadoの「山椒の花のパン ジビエカツバーガー」です。
kadoはあらぎ島展望台駐車場の近くにあるカフェで、ソフトクリームやコーヒーも楽しめるお店です。
営業時間は10:00～18:00（冬場は16:00）、定休日は水曜日となっています。
主なメニューは、下記のとおりです。
| メニュー | 値段 |
|---|---|
| 山椒の花のパン ジビエカツバーガー | 1,210 円 |
| ジビらげメンチカツ | 700 円 |
| 山椒ソフトクリーム | 600 円 |
| 山椒チャイ | 600 円 |
| コーラチャイ | 600 円 |
| 山椒スカッシュ | 600 円 |
| 山椒スカッシュフロート | 700 円 |
| クラフトコーラ | 600 円 |
| みかんジュース | 700 円 |
| ホットコーヒー | 450 円 |
| 山椒あられぜんざい | 600 円 |
| kanjaティー「葉山椒＋烏龍茶」 | 600 円 |
| kanjaティー「柚＋紅茶」 | 600 円 |
| kanjaティー「葉肉桂＋紅茶」 | 600 円 |
| 桑の葉茶 | 400 円 |
あらぎ島のおみやげは道の駅あらぎの里
あらぎ島観光のおみやげは、道の駅「あらぎの里」で購入できます。
あらぎの里では、有田川町特産のぶどう山椒関連商品や自家製こんにゃくが販売されています。
地元の新鮮野菜をふんだんに使ったボリュームたっぷりのランチメニューも用意されているので、ぜひお立ち寄りください。
あらぎ島観光のおすすめホテル
あらぎ島観光時におすすめの宿泊ホテルが、「W.A.S Riverside nature terrace（リバーサイドネイチャーテラス
）」。
リバーサイドネイチャーテラスは、有田川町清水にある露天風呂付きコテージです。
ブランド和牛「熊野牛」などを使った宿泊プランの詳細は、下記リンクをご確認ください。
＞＞【リバーサイドネイチャーテラス】の詳細はコチラ
あらぎ島周辺のおすすめ観光スポット
ここでは、あらぎ島周辺のおすすめ観光スポットをご紹介していきます。
生石高原
ひとつ目の観光スポットは、紀美野町と有田川町にまたがる「生石高原」です。
生石高原は関西屈指のススキの名所として有名で、秋には「黄金色のじゅうたん」と呼ばれる絶景が広がります。
生石高原の詳細は、下記記事「【生石高原のススキ】黄金色の絨毯の見頃と現在の生育状況を紹介」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
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和歌山ナビ~地元在住ライターによる地域情報サイト~ 
鷲ヶ峰コスモスパーク
続いての観光スポットは、有田川町の山の上にある「鷲ヶ峰コスモスパーク」です。
鷲ヶ峰コスモスパークは100万本のコスモスが咲き乱れる公園で、例年9月末～10月中旬にかけて見頃を迎えます。
鷲ヶ峰コスモスパークの詳細は、下記記事「【鷲ヶ峰コスモスパーク】開花状況やアクセス、ランチ情報を紹介！」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
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しみず温泉健康館
最後の観光スポットは、あらぎ島から車で5分の場所にある「しみず温泉健康館」です。
しみず温泉健康館では、有田川町の豊かな自然を眺めながらまきづくりの湯船で温泉を満喫できます。
入浴料金は下記のとおりですので、ぜひ訪れてみてください。
| 年齢 | 入浴料金 |
|---|---|
| 大人（中学生以上） | 700円 |
| 小人（4歳～小学生） | 350円 |
| 3歳以下の幼児 | 無料 |
あらぎ島へのアクセスと駐車場
最後にあらぎ島展望台へのアクセスと駐車場について確認しておきましょう。
電車でのアクセス
電車でアクセスするときの最寄り駅は、JR「藤並駅」です。
藤並駅からはバスを利用して約1時間20分の道のりですが、本数が少ないため自家用車でのアクセスをおすすめします。
自家用車でのアクセス
自家用車でアクセスするときの最寄りインターチェンジは、阪和自動車道「有田IC」です。
インターチェンジからは、約50分で到着します。
あらぎ島展望台に無料駐車場を完備
あらぎ島展望台には、無料駐車場が完備されています。
スポット情報
| 住所 | 和歌山県有田郡有田川町三田 |
| 定休日 | なし |
| 営業時間 | 展望台は常時開放 |
| 入場料金 | 無料 |
| 電話番号 | 0737-22-7105 （有田川町役場産業振興室） |
| アクセス | （電車） JR「藤並駅」からバスで約1時間20分 （自家用車） 阪和自動車道「有田IC」から約50分 |
| 駐車場 | あり（無料） |
| WEBサイト | 蘭島及び三田・清水の農山村景観公式サイト |
【あらぎ島】展望台アクセスや棚田の見頃、ライブカメラを紹介！（まとめ）
今回は、棚田の絶景「あらぎ島」展望台へのアクセスや棚田の見頃時期、ライブカメラについてお伝えしてきました。
あらぎ島は、四季折々の素晴らしい風景を楽しませてくれる有田川町のシンボルです。
展望台駐車場近くにあるkadoのジビエカツバーガーも絶品ですので、ぜひ訪れてみてください。
下記記事「【日本一長い藤棚ロード】関西が誇る藤の名所の見頃と開花状況！」では、日高川町にある日本一長い藤棚ロードについてお伝えしています。
例年ゴールデンウィーク前後には美しい藤棚の絶景が楽しめますので、ぜひあわせてご覧ください。
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