【金剛峯寺】御朱印や見どころ、建てた人物や寺院の場所をご紹介!

【執筆ライター】北沢 あつし

屋根に天水桶が設置された金剛峯寺
屋根に天水桶が設置された金剛峯寺

「金剛峯寺を参拝するときの見どころは?」

「御朱印を授かれる場所や時間、参拝料金や寺院名の読み方も知りたい!」

そんなあなたに向けて、高野山真言宗の総本山「金剛峯寺」の見どころや参拝料金をご紹介します。

御朱印を授かれる場所や時間、寺院名の読み方や寺院を建てた人物についてもお伝えしていますので、ぜひご覧ください。

※本ページにはプロモーションが含まれています。

目次

金剛峯寺の読み方と由来

金剛峯寺の正門へ続く階段
金剛峯寺の正門へ続く階段

まずは、金剛峯寺の読み方と寺院名の由来をみていきましょう。

読み方は「こんごうぶじ」

金剛峯寺の読み方は、「こんごうぶじ」です。

寺院名はお経に由来

金剛峯寺の寺院名の由来は、金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経(こんごうぶろうかくいっさいゆがゆぎきょう)と呼ばれるお経です。

「この山は永遠に守り続けなければならない最上最尊の峯」という意味が込められています。

金剛峯寺と金剛峰寺の違い

金剛峯寺と金剛峰寺は、同じ寺院を指している名称です。

「峯」と「峰」は異体字であり、意味は同じですが、寺院名の正式表記は「金剛峯寺」となっています。


金剛峰寺を建てた人と創建時期

雪化粧をした金剛峯寺の正門
雪化粧をした金剛峯寺の正門

続いて、金剛峯寺を建てた人物と創建された時期を確認していきましょう。

空海が建立した寺院

金剛峯寺を建立したのは、「弘法大師 空海」です。

唐(当時の中国)から帰国した弘法大師空海が高野山の地を発見し、真言密教の聖地として開いたとされています。

寺院が創建されたのは816年

金剛峯寺が創建されたのは、816年です。

高野山真言宗の総本山

金剛峯寺は、高野山真言宗の総本山です。

奥之院にある御廟では、今も弘法大師 空海が世界平和と人々の幸福を祈っていると言われています。

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」

金剛峯寺は、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの世界遺産に登録されています。

世界遺産の登録年は、2004年です。


金剛峯寺の御朱印料や授かれる場所

御朱印も授かれる金剛峯寺
御朱印も授かれる金剛峯寺

ここでは、金剛峯寺で御朱印を授かれる場所や時間についてお伝えしていきます。

御朱印の種類と料金

金剛峯寺の御朱印の種類と料金(納経料)は、次のとおりです。

御朱印を授かれる場所

金剛峯寺の御朱印は、入り口右手の朱印受付で授かれます。

また、下記の場所でも御朱印を授かることが可能です。

  • 奥の院
  • 伽藍
  • 霊宝館
  • 大師教会
  • 女人堂
  • 徳川家霊台

御朱印の受付時間

金剛峯寺の御朱印受付時間は、8:30~16:30です。

金剛峯寺がある場所は?

続いて、金剛峯寺がある場所を確認していきましょう。

和歌山県の高野町にある聖地

金剛峯寺があるのは、和歌山県の高野町にある高野山です。

高野山の中心に位置する寺院

金剛峯寺は、高野山の中心に位置しています。

詳細な寺院位置は、下記グーグルマップをご覧ください。

高野山全体を指す場合も

金剛峯寺は寺院名でもありますが、「一山境内地」という考えのもと高野山全体を指す場合もあります。

特に「総本山金剛峯寺」と言う場合は、高野山全体を示していると考えていいでしょう。

金剛峯寺の見どころ

ここでは、金剛峯寺の見どころについてお伝えしています。

境内にある12棟の重要文化財

金剛峯寺には、国の重要文化財に指定された建物が12棟あります。

それぞれの建物が深い歴史的価値を有しているので、ゆっくりと見てまわりましょう。

重要文化財に指定されている建物は、次のとおりです。

文化財名建築年
大主殿及び奥書院文久2年(1862年)
山門(正門)延宝8年(1680年)
会下門(えかもん)江戸時代末期
経蔵延宝7年(1679年)
鐘楼元治元年(1864年)
護摩堂文久3年(1863年)
真然堂(真然廟)寛永17年(1640年)
かご塀(2棟)江戸時代末期
築地塀(2棟)江戸時代末期
金剛峯寺にある重要文化財

一般公開されている本坊の襖絵

金剛峯寺では、寺院内のふすまに描かれた襖絵も有名です。

襖絵は一般公開されていますので、ぜひご覧になっていってください。

御廟へと続く奥之院

金剛峯寺を参拝する際にあわせて訪れたいのが、奥之院です。

奥之院は弘法大師空海が入定された御廟へと続く参道で、高野山の2大聖地のひとつとされています。

奥之院の参拝ルートや見どころは、下記記事「【高野山奥の院】少し怖い見どころや参拝ルートマップ、駐車場を紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。

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奥之院のナイトツアー

金剛峯寺の奥之院では、ナイトツアーも実施されています。

ナイトツアーでは、僧侶のガイドを聞きながら昼間と異なる雰囲気の参道を満喫できます。

奥之院ナイトツアーの詳細は、下記リンクをご覧ください。

>>【高野山奥之院ナイトツアー】の詳細はコチラ

金剛峯寺の拝観料

金剛峯寺の拝観料(入場料)は、次のとおりです。

年齢拝観料
大人(中学生以上)1,000円
小人(小学生)300円
幼児無料
金剛峯寺の拝観料

金剛峯寺で体験できる「阿字観」

ここでは、金剛峯寺で体験できる「阿字観」についてお伝えしていきます。

阿字観の概要と体験場所

阿字観は、真言宗における呼吸法・瞑想法です。

金剛峯寺では、阿字観道場で僧侶の指導を受けながら阿字観を体験できます。

参加料金と対象年齢

金剛峯寺の阿字観体験料金は、1,000円です。

参加対象は、小学生以上となっています。

開催日と開催時間

金剛峯寺の阿字観体験は、基本的に月曜日、金曜日、土曜日、日曜日に開催されています。

開催時間は次の4回で、各回の定員は14名です。

  • 9:00
  • 11:00
  • 13:30
  • 15:30

所要時間は約1時間

金剛峯寺の阿字観体験の所要時間は、約1時間です。

Webでの予約が可能

金剛峯寺の阿字観体験は、Web予約が可能です。

参加人数が定員に満たない場合は、現地で直接受付してもらうこともできます。

金剛峯寺の拝観時間と定休日

続いて、金剛峯寺の拝観時間と定休日を確認していきましょう。

拝観時間は8:30~17:00

金剛峯寺の拝観時間は、8:30~17:00です。

最終受付は16:30となっていますので、ご注意ください。

定休日は設定なし

金剛峯寺では、定休日は設定されていません。

金剛峯寺参拝の所要時間

金剛峯寺参拝の所要時間は、約1時間です。

阿字観体験や奥之院をあわせて参拝する場合は、さらに1時間~3時間の所要時間が必要となります。

金剛峯寺周辺のおすすめ宿坊

金剛峯寺周辺のおすすめ宿坊は、「恵光院」。

恵光院は、2022年に誕生した高野山最大級のスイートルーム「月輪(がちりん)」が有名な宿坊です。

体験できる修行や精進料理の内容は、下記リンクをご覧ください。

>>【恵光院】の詳細はコチラ

恵光院以外の高野山のおすすめ宿坊は、下記記事「【高野山宿坊おすすめランキング】料金や修行体験、割引クーポンを紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。

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金剛峯寺参拝のおすすめ時期

金剛峯寺参拝のおすすめ時期は、紅葉シーズンです。

金剛峯寺から壇上伽藍へと続く蛇腹路では、真っ赤に染まった紅葉がライトアップされた幻想的な風景を楽しめます。

高野山の紅葉の楽しみ方は、下記記事「【高野山の紅葉】見頃や現在の状況、一泊二日モデルコースを紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。

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金剛峯寺周辺のおすすめランチ

金剛峯寺を訪れるときのおすすめランチは、「角濱ごまとうふ総本舗」。

角濱ごまとうふ総本舗では、2種類のごま豆腐懐石ランチが提供されています。

角濱ごまとうふ総本舗のメニューや予約方法は、下記記事「【角濱ごまとうふ総本舗】人気ランチメニューや営業時間を紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。

【角濱ごまとうふ総本舗】人気ランチメニューや営業時間を紹介!

角濱ごまとうふ総本舗で人気の高野山ごま豆腐懐石ランチメニューをご紹介!営業時間やアクセス、駐車場や予約方法もお伝えします!

高野山のおすすめお土産

高野山のおすすめお土産は、おすすめランチでも紹介した角濱ごまとうふ総本舗の「ごま豆腐」です。

石清水を使用し、古来の製法を守って製造されるごま豆腐は、一般的なものとはまるで別物です。

角濱ごまとうふ総本舗ごま豆腐の詳細は、下記リンクをご覧ください。

>>【角濱ごまとうふ総本舗 ごま豆腐】の詳細はコチラ

金剛峯寺のアクセスと駐車場

最後に金剛峯寺へのアクセスと駐車場について確認しておきましょう。

電車でのアクセス

電車でアクセスするときの最寄り駅は、高野山ケーブルカー「高野山駅」です。

高野山ケーブルカーへは南海電鉄高野線を利用して「極楽橋駅」へ向かい、そこで乗り換えます。

高野山駅からは、バスに乗って約10分です。

自家用車でのアクセス

自家用車でアクセスするときの最寄りインターチェンジは、京奈和自動車道「かつらぎ西IC」です。

インターチェンジからは、約40分で到着します。

無料駐車場を完備

金剛峯寺には、寺院の正面に無料駐車場が完備されています。

紅葉の時期は満車になる場合もあるので、ご注意ください。

高野山へのアクセス詳細やお得な電車切符などは、下記記事「【高野山アクセス】お得な電車切符やバス乗り放題、車ルートを紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。

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スポット情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山132
定休日なし
入場料金無料
電話番号0736-56-2011
アクセス(電車)
高野山ケーブルカー「高野山駅」からバス約10分
(自家用車)
京奈和自動車道「かつらぎ西IC」から約40分
駐車場あり(無料)
Webサイト金剛峯寺公式サイト

【金剛峯寺】御朱印や見どころ、建てた人や寺院の場所をご紹介!(まとめ)

今回は、高野山真言宗の総本山「金剛峯寺」の見どころや参拝料金、御朱印を授かれる場所や時間をお伝えしてきました。

金剛峯寺は、世界遺産にも登録されている弘法大師 空海が開いた高野山真言宗の総本山です。

境内には重要文化財や襖絵など見どころが盛りだくさんですので、ぜひ訪れてみてください。

下記記事「【高野山カフェ】ランチも楽しめるおしゃれな人気店3選をご紹介!」では、高野山のおすすめカフェをお伝えしています。

美味しいランチも楽しめるお店をご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。

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