【福定の大銀杏】紅葉の見頃やアクセス、駐車場や所要時間を紹介!
「中辺路の宝泉寺にある福定の大銀杏の紅葉が見頃を迎える時期はいつ?」
「お寺までのアクセスや駐車場についても知りたい!」
そんなあなたに向けて、熊野古道中辺路の宝泉寺にある「福定の大銀杏(ふくさだのおおいちょう)」の紅葉が見頃を迎える時期やアクセス、駐車場をご紹介します。
観賞時のポイントや近隣にある温泉宿についてもお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
目次
紅葉を楽しめる天然記念物「福定の大銀杏」
まずは、福定の大銀杏がどのようなイチョウの木なのかをみていきましょう。
宝泉寺の境内にある巨大なイチョウの木
福定の大銀杏は、田辺市中辺路町福定の宝泉寺境内にある巨大なイチョウの木です。
推定樹齢は400年、幹の周囲は5.3m、高さは22mで、根元から4mほどの高さで幹が数本に分かれる姿から千本銀杏ともよばれています。
指定文化財「宝泉寺のイチョウ」
福定の大銀杏は、「宝泉寺のイチョウ」という名称で田辺市の指定文化財(天然記念物)に指定されています。
福定の大銀杏の紅葉の見頃
福定の大銀杏の紅葉が見頃を迎える時期は、11月中旬~12月上旬です。
福定の大銀杏の現在の紅葉状況
福定の大銀杏の現在(10/8)の紅葉状況は、「青葉」です。
福定の大銀杏の紅葉観賞時のポイント
続いて、福定の大銀杏の紅葉を観賞する際のポイントをお伝えしていきます。
地面を埋める黄金色のじゅうたん
福定の大銀杏がしっかりと色づくのは例年11月20日前後ですが、12月上旬頃には少し違った風景も楽しめます。
色づいたイチョウの葉があたり一面を埋め尽くし、まるで黄金色のじゅうたんが敷かれたような絶景が広がりますので、ぜひお楽しみください。
空中に延びる「垂乳根(たらちね)」
福定の大銀杏を訪れた際に見てもらいたいのが、垂乳根です。
垂乳根は幹から空中に伸びる根で、乳房状の形をしていることから安産信仰の対象となっています。
不思議な自然の姿が見られますので、ぜひ垂乳根を観察してみてください。
オスの木なので銀杏(ぎんなん)はできない
イチョウには「オスの木」と「メスの木」があり、銀杏ができるのはメスの木だけです。
福定の大銀杏はオスの木なので、銀杏はできません。
福定の大銀杏の所要時間
福定の大銀杏の紅葉を観賞するときの所要時間は、ゆっくり楽しんでも30分ほどです。
のちほどお伝えする近隣の温泉など、ほかの観光スポットとあわせてお楽しみください。
下記記事「【高野山の紅葉】見頃や現在の状況、一泊二日モデルコースを紹介!」では、高野山の紅葉を巡るモデルコースをお伝えしています。
ぜひご利用いただきたい宿坊についても解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
福定の大銀杏の動画
福定の大銀杏が色づくようすは、紀伊民放Digitalのアカウントで動画が公開されています。
下に動画を埋め込んでおきますので、壮大な姿をぜひ見てみてください。
福定の大銀杏の紅葉ライトアップ
以前は、福定の大銀杏でも紅葉のライトアップが行われていましたが、現在は木に与える影響を考慮して中止されています。
宝泉寺へは、明るい時間帯に訪問するようにしましょう。
福定の大銀杏周辺のおすすめ温泉宿
ここでは、福定の大銀杏周辺のおすすめ温泉宿をお伝えしていきます。
川湯温泉 富士屋
ひとつ目の旅館は、「川湯温泉 冨士屋」。
冨士屋は、大塔川の河原に冬季限定で設置される仙人風呂を目の前に望む旅館です。
落ち着いた雰囲気の客室や貸し切り露天風呂の詳細は、下記リンクをご確認ください。
>>【川湯温泉 冨士屋】の詳細はコチラ川湯温泉仙人風呂の詳細は、下記記事「【仙人風呂】和歌山川湯温泉の混浴秘湯の営業期間や入り方を紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
わたらせ温泉 ホテルささゆり
ふたつ目の宿は、「わたらせ温泉 ホテルささゆり」。
ホテルささゆりは、西日本最大級の大露天風呂が自慢の旅館です。
地元の名産品を盛り込んだ月替わりの創作和食会席の詳細は、下記リンクをご確認ください。
>>【わたらせ温泉 ホテルささゆり】の詳細はコチラ湯の峰温泉 湯の峯荘
最後のひとつが、「湯の峰温泉 湯の峯荘」。
湯の峯荘は、日本最古の湯としても知られる湯の峰温泉にある旅館です。
無料の貸し切り家族風呂や美熊野牛を使った料理の詳細は、下記リンクをご確認ください。
>>【湯の峰温泉 湯の峯荘】の詳細はコチラ湯の峰温泉の詳細については、下記記事「【湯の峰温泉】人気旅館あづまやとつぼ湯の営業時間やアクセスを紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
福定の大銀杏周辺のおすすめ観光スポット
ここでは、福定の大銀杏周辺のおすすめ観光スポットをお伝えしていきます。
三段壁洞窟
三段壁洞窟は、南紀白浜の名勝「三段壁」の下に広がる地底洞窟です。
洞窟内では波の力で海水を吹きあげる潮吹き岩やパワースポット「牟婁大辯才天(むろだいべんざいてん)」など、色々なみどころを楽しめます。
三段壁洞窟探検ツアーはオンライン予約を利用すれば割引料金で入場できますので、ぜひご利用ください。
>>【三段壁洞窟探検ツアー】の詳細はコチラ三段壁洞窟の詳細は、下記記事「【三段壁洞窟】料金や割引クーポン、所要時間やおすすめ駐車場を紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
奇絶峡
奇絶峡は、田辺市を流れる会津川上流にある渓谷です。
奇岩や紅葉などが有名な観光スポットで、夏場は「不動の滝」で水遊びも楽しめます。
奇絶峡の詳細は、下記記事「【奇絶峡の紅葉】観賞ポイントや駐車場、ランチや所要時間をご紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
熊野古道
熊野古道は、熊野三山へ参拝する熊野詣へ向かうための巡礼路です。
平安時代から続く歴史ある参詣道で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にも登録されています。
熊野古道のモデルコースやおすすめホテルは、下記記事「【熊野古道】初心者向け観光モデルコースとおすすめホテルを紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
福定の大銀杏のアクセスと駐車場
最後に、福定の大銀杏へのアクセスと駐車場について確認しておきましょう。
電車でのアクセス
電車でアクセスするときの最寄り駅は、JR「朝来駅」です。
朝来駅からは、龍神バスを利用して「福定バス停」まで約50分で到着します。
バスの本数は余り多くないので、事前に時刻表を確認して向かうようにしましょう。
自家用車でのアクセス
自家用車でアクセスする場合の最寄りインターチェンジは、国道42号「上富田IC」です。
インターチェンジから40分ほど国道311号線を走れば、「天然記念物 大銀杏」と書かれた看板が左手に見えてきます。
看板が交差点の奥に入っているので少し分かりにくいですが、下のストリートビューを参考にしていただければと思います。
宝泉寺の駐車場を利用可能
福定の大銀杏を観賞するときは、宝泉寺の参拝者用駐車場を利用させてもらえます。
駐車料金は無料ですので、譲り合って利用しましょう。
スポット情報
住所 | 和歌山県田辺市中辺路町福定275 |
見頃 | 11月中旬~12月上旬 |
定休日 | なし |
営業時間 | 常時開放 |
入場料金 | 無料 |
電話番号 | 0739-64-1470 (中辺路町観光協会) |
アクセス | (電車) JR「朝来駅」からバス約50分 (自家用車) 国道42号「上富田IC」から約40分 |
駐車場 | あり(無料) |
WEBサイト | 中辺路町観光協会(福定の大銀杏) |
【福定の大銀杏】紅葉の見頃やアクセス、駐車場や所要時間を紹介!(まとめ)
今回は、福定の大銀杏の紅葉が見頃を迎える時期やアクセス、駐車場についてお伝えしてきました。
福定の大銀杏は、樹齢400年にもなる大木に美しい葉をまとって訪れる人々を楽しませてくれます。
熊野古道の秋を感じられる紅葉スポットですので、ぜひ訪れてみてください。
下記記事「【和歌山紅葉ランキング】2024年の見頃や絶景ドライブコースを紹介!」では、和歌山の紅葉名所をランキング形式でお伝えしています。
高野山を巡るモデルコースや和歌山城の紅葉渓庭園などを掲載していますので、あわせてご覧ください。