【大斎原】日本一の大鳥居や駐車場、アクセスや周辺観光を紹介!
「大斎原への大鳥居は日本一の大きさ?」
「駐車場やアクセス、周辺の観光スポットについても知りたい!」
そんなあなたに向けて、熊野本宮大社の旧社地「大斎原(おおゆのはら)」へのアクセスや駐車場についてご紹介します。
日本一の高さを誇る大鳥居やおすすめホテル、周辺観光スポットについてもお伝えしています、ぜひご覧ください。
目次
熊野本宮大社旧社地「大斎原」
まずは、大斎原がどのような場所なのかをみていきましょう。
熊野本宮大社から徒歩5分の神域
大斎原は、熊野本宮大社から徒歩約5分の場所にある神域です。
現在の場所に熊野本宮大社が移設される以前に神様が祀られていた場所であるため、地元の方には「古宮(ふるみや)」や「旧社(きゅうしゃ)」と呼ばれています。
濡藁沓(ぬれわろうず)の入堂
大斎原は、熊野川と音無川、岩田川が合流する地点の中州にあります。
江戸時代までは大斎原に渡る橋は架けられておらず、川で着物の裾を濡らして参拝するのが慣わしとなっていました。
川の冷たい水で身と心を清めてから神域に立ち入るしきたりは、「濡藁沓(ぬれわろうず)の入堂」とよばれています。
大斎原の読み方は「おおゆのはら」
大斎原の読み方は、「おおゆのはら」です。
熊野本宮大社の詳細は、下記記事「【熊野本宮大社】アクセスや無料駐車場、御朱印や所要時間を紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
大斎原にそびえ立つ日本一の大鳥居
ここでは、大斎原の象徴となっている日本一の大鳥居についてお伝えしていきます。
大鳥居は高さ34m、幅42m
大斎原の大鳥居はその高さが約34m、幅が約42mと日本一の大きさを誇ります。
材質は鋼鉄製で、重量は172tにもなるそうです。
人々の安泰と世界平和を願い2000年に建立
大斎原に日本一の大鳥居が建立されたのは、2000年です。
「熊野から人々の安泰や世界平和を願いたい」と当時の宮司によって建立が進められました。
大斎原を襲った水害と復興した現在
続いて、大斎原を襲った水害と復興した現在の状況についてみていきましょう。
明治22年の大水害で社殿が流出
大斎原は、1889年に未曽有の大水害に襲われました。
水害では上四社の社殿を残し、全ての建物が流されてしまうという甚大な被害を被ったそうです。
現在の数倍の規模を誇った神域
水害前の大斎原では、約11,000坪の境内に5棟12社の社殿や楼門、神楽殿や能舞台が立ち並んでいました。
その規模は、現在の熊野本宮大社の数倍にも及んだと言われています。
上四社を遷座して熊野本宮大社を復興
水害後は、大斎原に残った上四社を現在の熊野本宮大社の場所に遷座する形で復興が進められました。
現在の大斎原では大鳥居の奥には神域の森が生い茂り、暖かい雰囲気が漂うスピリチュアルな空間となっています。
神域の森の中央には上四社以外の神々を祀った祠が2つ並んでいますので、ぜひ参拝していってください。
大斎原に祀られる中四社と下四社の神々
ここでは、大斎原に祀られている中四社と下四社の神々とそのご利益をお伝えしていきます。
中四社第五殿 忍穂耳命
忍穂耳命(おしほみみのみこと)は、家津御子大神と天照大神の誓約により生まれた神です。
主なご利益には、「勝運招福」や「家門繁栄」、「商売繁盛」などがあります。
中四社第六殿 瓊々杵尊命
瓊々杵尊命(ににぎのみこと)は、天照大神の孫にあたる神です。
主なご利益には、「五穀豊穣」や「商売繁栄」、「国家安寧」などがあります。
中四社第七殿 彦穂々出見尊
彦穂々出見尊(ひこほほでみのみこと)は、瓊々杵尊命から生まれた神であり神武天皇の祖父です。
主なご利益には、「商売繁昌」や「航海安全」、「畜産守護」などがあります。
中四社第八殿 鵜葦屋葦不合命
鵜葦屋葦不合命(うがやふきあわせずのみこと)は、彦穂々出見尊から生まれた神であり神武天皇の父です。
主なご利益には、「夫婦和合」や「子宝安産」、「スポーツ上達」などがあります。
下四社第九殿 軻遇突智命
軻遇突智命(かぐつちのみこと)は、伊邪那美大神と伊邪那岐大神から生まれた火の神です。
主なご利益には、「火難除け」や「郷土守護」、「金運向上」などがあります。
下四社第十殿 埴山姫命
埴山姫命(かにやまひめのみこと)は、伊邪那美大神から生まれた神です。
主なご利益には、「開梱守護」や「土木業守護」、「安産守護」などがあります。
下四社第十一殿 彌都波能賣命
彌都波能賣命(みずはのめのみこと)は、伊邪那美大神から生まれた神です。
主なご利益には、「祈雨」や「治水」、「安産」などがあります。
下四社第十二殿 稚産霊命
稚産霊命(わくむすびのみこと)は、伊邪那美大神から生まれた神です。
主なご利益には、「五穀豊穣」や「災難除け」、「子孫繁栄」などがあります。
大斎原は桜の名所としても有名
春の大斎原は、桜の名所としても有名です。
春になると花をつけた桜の木々が神域を彩り、大勢の方がその風景を楽しみに訪れます。
大鳥居を背景に桜の花が満開になるようすはほかではみられないものですので、ぜひ桜の季節に大斎原を訪ねてみてください。
大斎原周辺のおすすめホテル
大斎原周辺のおすすめホテルは、「湯の峯荘」。
湯の峯荘は、日本最古の温泉地「湯の峰温泉」にある老舗旅館です。
熊野のブランド和牛「美熊野牛」を堪能できる豪華夕食の詳細は、下記リンクをご覧ください。
>>【湯の峯荘】の詳細はコチラ大斎原の周辺観光スポット
ここでは、大斎原のおすすめ周辺観光スポットについてお伝えしていきます。
湯の峰温泉
湯の峰温泉は、熊野本宮大社の近くにある日本最古の温泉地です。
温泉街にあるつぼ湯は、「入浴できる世界遺産」としても有名になっています。
湯の峰温泉の詳細は、下記記事「【湯の峰温泉】人気旅館あづまやとつぼ湯の営業時間やアクセスを紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
川湯温泉(仙人風呂)
川湯温泉は、河原にお湯が沸き出す珍しい温泉地です。
夏場はマイ露天風呂を作って楽しめますし、冬場に作られる巨大露天風呂「仙人風呂」には大勢の入浴客が訪れます。
川湯温泉の詳細は、下記記事「【仙人風呂】混浴秘湯の入り方や注意点、2024年営業期間や入浴料金を紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
北山村筏下り
北山村筏下りは、山から切り出した丸太で作った筏で北山川を下っていくアクティビティです。
丸太で急流を乗り越えていくスリルはほかでは味わえないものですので、ぜひ挑戦ください。
筏下りはハードルが高いという方は、ゴムボートを使ったラフティングも開催されています。
>>【北山川ラフティング】の詳細はコチラ北山村筏下りの詳細は、下記記事「【北山村観光筏下り】料金や予約方法、運航期間や宿泊所を紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
大斎原へのアクセスと駐車場
最後に、大斎原へのアクセスと駐車場について確認しておきましょう。
電車でのアクセス
電車でアクセスするときの最寄り駅は、JR「新宮駅」です。
新宮駅からは、バスに乗って約1時間10分で到着します。
自家用車でのアクセス
自家用車でアクセスするときの最寄りインターチェンジと所要時間は、次のとおりです。
方面 | インターチェンジ | 所要時間 |
---|---|---|
大阪方面 | 国道42号「上富田IC」 | 約1時間 |
名古屋方面 | 国道42号「熊野大泊IC」 | 約1時間 |
無料駐車場を完備
大斎原を訪れる際は、熊野本宮大社に隣接する無料駐車場を利用できます。
満車の場合は、道路を渡った先の世界遺産センターに隣接する駐車場も利用可能です。
スポット情報
住所 | 和歌山県田辺市本宮町本宮 |
定休日 | なし |
営業時間 | 常時開放 |
入場料金 | 無料 |
電話番号 | 0735-42-0009 |
アクセス | (電車) JR「新宮駅」からバス約1時間10分 (自家用車) 大阪方面:国道42号「上富田IC」から約1時間 名古屋方面:国道42号「熊野大泊C」から約1時間 |
駐車場 | あり(無料) |
WEBサイト | 熊野本宮大社公式サイト |
【大斎原】日本一の大鳥居や駐車場、アクセスや周辺観光を紹介!(まとめ)
今回は、熊野本宮大社の旧社地「大斎原」へのアクセスや駐車場をご紹介してきました。
大斎原は、日本一の大鳥居がそびえ立つ熊野本宮大社の神域です。
周辺には温泉地や観光スポットもそろっていますので、ぜひ訪れてみてください。
下記記事「【那智の滝】おすすめ駐車場やアクセス、料金や所要時間を紹介!」では、熊野那智大社にある「那智の滝」についてお伝えしています。
落差日本一を誇る名瀑ですので、ぜひあわせてご覧ください。