【本州最南端の碑】潮岬灯台からのアクセスと駐車場を写真付きで解説!
「潮岬にある本州最南端の碑を見に行きたい!」
「本州最南端の碑は潮岬灯台にあるの?」
そんなあなたに向けて、設置場所や周辺のおすすめ観光スポットをご紹介します。
潮岬灯台からのアクセスや駐車場、実は2つあるモニュメントについてもお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
目次
潮岬の先端にある「本州最南端の碑」
本州最南端の碑は、本州でもっとも南に位置する和歌山県串本町の潮岬に設置されたモニュメントです。
潮岬は本州最南端だけあって、「潮岬の先○○キロメートルを台風が通過」という形で天気予報に登場する場合もあります。
設置場所は潮岬灯台じゃない!
そんな潮岬で有名なのが「潮岬灯台」です。
本州最南端の灯台として有名なため、本州最南端の碑もそこにあると勘違いされている方もいらっしゃいます。
しかし、冒頭に述べたように本州最南端を示すモニュメントは潮岬灯台には設置されていません。
潮岬灯台から本州最南端の碑までのアクセスは、下記グーグルマップをご覧ください。
設置場所は「望楼の芝(ぼうろうのしば)」
モニュメントが設置されている場所は、「望楼の芝(ぼうろうのしば)」です。
本州最南端の火祭りで有名な大芝生
望楼の芝は、潮岬の南端に広がる約10万㎡の広大な大芝生です。
過去に海軍の望楼(物見やぐら)があったことから望楼の芝とよばれています。
毎年1月の第3土曜日に開催されている「本州最南端の火祭り」も有名で、多くの観光客が訪れる観光スポットです。
芝生でキャンプも楽しめる
望楼の芝では、期間限定でキャンプを楽しむこともできます。
毎年ゴールデンウィークと7月~11月の期間で営業しており、利用料金は1人1,000円です。
望楼の芝キャンプ場の詳細は、下記記事「【潮岬望楼の芝キャンプ場】2024年営業日や予約、無料期間を解説!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
モニュメントはひとつだけじゃない!
実は、望楼の芝に設置されているモニュメントは2つあります。
ひとつは「本州最南端」の文字だけが刻まれたもの、もうひとつは日本地図とともに「潮岬 本州最南端」の文字が記されたものです。
本州最南端を訪れた記念に写真撮影をする場合は、背景の海がきれいに写せる文字だけモニュメントの方がおすすめです。
望楼の芝に設置された「潮風の休憩所」
望楼の芝には、2014年に「潮風の休憩所」が設置されました。
潮風の休憩所では、パネルなどを使って潮岬の歴史が紹介されています。
文字だけの石碑のすぐ手前にありますので、訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。
「朝日夕陽100選」に選ばれた絶景
望楼の芝から見える朝日と夕陽は、「和歌山県の朝日・夕陽100選」に選ばれています。
冬至の頃になると水平線から昇る朝日と沈む夕陽の両方を見られるため、両方が100選に選ばれました。
朝日と夕陽のがともに選ばれているのは、和歌山県内にたった4か所しかありません。
絶景とマグロを楽しむ「潮岬観光タワー」
続いて、望楼の芝から道を渡った場所にある「潮岬観光タワー」をご紹介します。
潮岬観光タワーは絶景撮影スポット
潮岬観光タワーは、飲食店やお土産物店も併設された展望台です。
海抜100mの360°見渡せる展望台からは、青々とした望楼の芝の向こうに真っ青な太平洋が広がる絶景を楽しめます。
潮岬を訪れた際は、ぜひこのスポットでも記念撮影をしていってください。
ランチはご当地グルメ「近大マグロ丼」
食堂では、新鮮な海鮮類を使った料理などが提供されています。
そのなかでもおすすめなのは、ご当地グルメ「近大マグロ丼」。
近大マグロは近畿大学水産研究所が完全養殖に成功したクロマグロで、資源を大切にしながら天然物同様の味を楽しめます。
サステナブルで美味しいご当地グルメ「近大マグロ丼」を、ぜひ味わってください。
本州最南端訪問証明書をもらおう!
潮岬観光タワーに入館すると、「本州最南端訪問証明書」がもらえます。
入館料の300円以外に追加料金はかかりませんので、忘れずにもらって帰るようにしましょう。
ちなみに、こども料金での入館では証明書をもらえませんのでご注意ください。
本当の本州最南端の地「クレ崎」
ここでは、本当の本州最南端の地「クレ崎」をご紹介します。
クレ崎は本州最南端の碑のさらに南側
クレ崎は、本州最南端の碑のさらに南側にあります。
潮岬の先端にある潮岬見晴台から海に向かって伸びている磯(岩場)の先端が、本当の本州最南端の地クレ崎です。
クレ崎は潮岬見晴台から楽しもう
クレ崎へは潮岬遊歩道をくだって向かうことも可能ですが、磯に慣れていない方には危険がともなうのでおすすめできません。
その場所に立ってみたいという気持ちは理解できますが、望楼の芝の先端にある潮岬見晴台から眺めるだけにとどめておきましょう。
本州最南端の碑のおすすめホテルとお土産
ここでは、本州最南端の碑をおとずれるときのおすすめホテルや人気のお土産を紹介します。
露天風呂とバイキングが人気の大江戸温泉
本州最南端の碑を訪れるときのおすすめホテルは、「大江戸温泉物語 南紀串本」。
大江戸温泉物語 南紀串本は、太平洋を眺める露天風呂と豪華なディナーバイキングが人気のホテルです。
勝浦漁港で水揚げされた生まぐろも楽しめる大江戸温泉物語の詳細は、下記リンクをご覧ください。
>>【大江戸温泉物語 南紀串本】の詳細はコチラ偶然見つかったレシピを再現したスイーツ
本州最南端の碑を訪れたときに人気のお土産が、紅葉屋本舗の「本練り羊羹」。
紅葉屋本舗の本練り羊羹は、仏壇の奥から偶然見つかった創業当時のレシピを店主が再現した串本町の名物スイーツです。
天然素材を使った色鮮やかなようかんの詳細は、下記リンクをご覧ください。
本州最南端の碑周辺のおすすめ観光スポット
ここでは、本州最南端の碑周辺のおすすめ観光スポットについてお伝えしていきます。
串本海中公園
串本海中公園は、串本町にある海中展望塔や半潜水型海底観光船「ステラマリス」が人気な水族館です。
ウミガメが飼育されるスポットとして有名で、餌やり体験や子ガメとのふれあいを楽しめます。
入園料金の割引クーポンも発行されていますので、ぜひご利用ください。
>>【串本海中公園割引クーポン】の詳細はコチラ串本海中公園の詳細は、下記記事「【串本海中公園】水族館の入場料金割引クーポンや所要時間を紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
道の駅くしもと橋杭岩
道の駅くしもと橋杭岩は、串本町の天然記念物「橋杭岩」を眺める海沿いに設置された道の駅です。
海にそびえ立つ橋杭岩を眺めるテラスやお土産ショップ、海鮮料理を楽しめる食堂などが設置されています。
道の駅くしもと橋杭岩の詳細は、下記記事「【道の駅くしもと橋杭岩】おすすめランチやお土産情報をご紹介!」でお伝えしていますので、ぜひあわせてご覧ください。
本州最南端の碑のアクセスと駐車場
最後に、本州最南端の碑のアクセスと駐車場を確認しておきましょう。
自家用車でのアクセス
自家用車でアクセスする場合は、阪和自動車道を南下して最終インターチェンジであるすさみ南ICまで向かいます。
インターチェンジをおりたら右折し、国道42号線に出たら左折して串本方面へ向かいます。
「潮岬西入口」交差点を右折して和歌山県道41号(潮岬周遊線)に入ったら、道なりに進んでいくと左手に潮岬観光タワーが見えてきます。
大阪市内からで約3時間の道のりですので、適度に休憩を挟みながら向かってください。
駐車場は潮岬観光タワーを利用
駐車場は、潮岬観光タワーの無料駐車場を利用する形になります。
かなり広い駐車場ですので満車になることはまずありませんが、万が一満車の場合は西隣りの南紀熊野ジオパークセンターの駐車場にも20台ほどの駐車スペースがありますのでご安心ください。
【潮岬観光タワー駐車場】【南紀熊野ジオパークセンター駐車場】
公共交通機関でアクセスする方法
公共交通機関でアクセスする場合は、JR阪和線の特急くろしお号で串本駅へ向かい、そこからコミュニティバスへのって潮岬観光タワーを目指します。
上記の方法を使えば公共交通機関でもアクセスできますが、時間がかかるうえに電車、バスともに本数が少なく行程の融通がきかないので、自家用車でのアクセスをおすすめします。
【本州最南端の碑】潮岬灯台からのアクセスと駐車場を写真付きで解説!(まとめ)
今回は、本州最南端の碑が設置されている場所や周辺の観光情報をご紹介しました。
モニュメントがある「望楼の芝」を訪れた際は、道向かいの潮岬観光タワーへ立ち寄れば本州最南端訪問証明書がもらえます。
ぜひ本記事を参考に、本州最南端の地を巡る観光計画を考えていただけると幸いです。
また、下記記事「【橋杭海水浴場】海の家や駐車場、BBQやビーチサマーフェスタを紹介!」では同じ串本町にある「橋杭海水浴場」を紹介しています。海水浴以外でも楽しめるスポットですので、ぜひあわせてご覧ください。